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シャニアニ第三幕分を見終えての感想みたいなもの(通しの感想含みます)


はじめに

はい、放送終了から少し経ちましたがまた感想みたいなものをぽつぽつと書きに来ました。
はじめましての方ははじめまして。
紙コップの化け物こと志木です。
今回は第三幕分と全体を通しての感想について語らせていただきます。
一応前回までのレビューリンクもこちらに置いておきます。

先に申し上げておきますと先の二つの時に比べると「よく視聴に耐えたな」から「もうここまで見てもはや諦めがついたのでまあ見れないことはない、相変わらずな内容ではあるのだがな…」に感情が変わってます。
まあそんな感じではあるのですが途中途中で口が悪くなるのはご了承ください。

第九話

辛い。あのですね、とにかく「レコーディングシーンが見るの辛い」んですよ。何度同じ歌詞を聞かされるんだよ、気が狂うわ。
真乃にセンターを任せるくだりをもう少し引き延ばしてはくれないかと見るまでは思ってた。そしたら任せた理由はなんかあまりパッとしないような理由であり、例えばだけど恋鐘が「そんなウジウジしとるんじゃ任せられん!うちこそがセンターばい!」とかベタだけど出しゃばって立ちはだかってくるくらいしてもよかったんじゃないかな?んでなんやかんやで「真乃こそがセンターにふさわしいばい」って認める展開とかさ。先にアイドル活動していたという立場もあるしそういう感情を抱いてもおかしくはないと思うのだがどうだろうか。
ちょっと脱線したな。
でもこの回、特段語るような内容がないんだよな。アンティーカの面々が個別に動いてて薄い内容をさらに薄めてるからだと思うんよ。
まあ、珍しくインストEDは雰囲気に合ってたんじゃないかな?クソほど内容に関係ないけど。
あっ、でもこれだけは言っておきたい。

ダ イ ナ ミ ッ ク 駐 車

すまない、初見で気がついてマジで笑った。このアニメ見てて一番笑ったのこの場面説ある。

第十話

2回目???????????となった。あの、何もわからん人間が見たらマジでこうなるって思った。かろうじて記憶の奥からコミュ内容引っ張り出して補完できたけどさぁ…まあそれはさておきだ、

お前、またやりやがったな?俺は前回「その手法を取るな」っつったよな?ふざけてんの?バカなの?アニメを見に来たと思ったらインストのスライドショーを見せられた人間がどう思うか考えなかったのか?その後にもレッスンシーンをMVに挟み込みやがって…
あとは…まあそうだな、例の連続キス顔シーンは言われてるほど特に思うことは無かった。
しかし、ここまで書いてて思ってるんだがどんどんと俺のレビュー内容も薄く虚無になって来たな。でもそれってつまるところこのアニメの内容もどんどんと虚無に近づいてるってことでもあるよな?

第十一・十二話

一応ライブ回で地続きな内容なので一括りで語っていこうと思う。
いよいよクライマックスである。
開幕だがちょっと待て。灯織とすれ違ったモブのおっちゃんがひょろすぎやしないか?止めて見たけどやはりひょろ長かった。おいおい、クライマックスなのに変なところ出すなよ…
で、(以下ちょっと閲覧注意)


















お前インストスライドショーをこれで通算三回も流しやがったな?
姑息な尺稼ぎもここまでくると流石に怒りを抑えきれない。
その上で尺余りさせるようなこのアニメに俺はこの言葉を贈ろうと思った。

インストスライドショー三回目を流された当時の筆者の心の中

さて、少し熱くなりすぎた。いよいよライブシーンだ。相も変わらず覇気のないペンラの振り方してんねぇ。でもちゃんと夢咲きでタオル回してる点は素直に評価できる。
でもその肝心の見どころのはずのMV、なんでぶつ切り方式で見せるんだよ?テンポが悪いし曲名の出し方もこの際はっきり言わせてもらおう。ものすごくダサい。
MV→舞台裏の様子→MVの途中から→舞台裏の様子→…以下ループの構成はマジで最悪だ。どちらを見せたいのか分からんし、今回のアニメ化では初披露の曲もこのループに巻き込まれており、メリハリがない上にとても見辛い。
ここまでは11話の内容、以下から12話に入る。
ツバサグラビティの足元の光の演出がパーソナルカラー→ユニットカラーに変わってる演出はいいと思ったが変なタイミングでユニットロゴを画面に映すのはせっかくの没入感が下がってしまうのでやめてほしかった。しかもこれまたダサい。
んで夏目Pが客席にいるんだが、天井社長やはづきさんは見に来ていないのか?と思っていやまさかそんなことあるか?とそのまま見てたら出ずにライブシーン終わった。マジであの場にいないとかそんなことあるかよ…
あとは安直だけど2期が決定しているのだし、ライブの客席にセリフなしでも意味ありげに出すとかいう導線を引いてもよかったんじゃないか?

まとめ

第二章の内容よりは見れた、というのが結論になる。それ以上でも以下でもなく。よくこれで世に放とうとしたなって。これじゃあ身内から「アニメ見るくらいならenza版のゲームやってくれ頼む」と言われるのも頷けるよ。
最後にこのアニメを通して思ったことを綴っていく。

3Dに関して。違和感のある個所もそれなりに見受けられたが、「動き」に強いモデルだなーと思った。2話のアクションシーンや各話のMVは見ごたえがある。ライブシーンではがっつり動いて綺麗。キャラごとに微妙な差異を表現できているのはいい点ではあるのだが後ほど述べようとしている点と絶望的にかみ合わせが悪い。
シナリオに関して。率直に言って面白くはない。ものすごく雑に言えば「パッション」が圧倒的に足りない。三話のレビューで用いた表現だが「なんか勝手に始まって勝手に終わってた」ような話ばかりなんですよ。意図的にエンタメ的展開、発生した課題や問題に中長期的に立ち向かうのを避けていたように思えた。W.I.N.G.も6話まで空気な上にサラッと終わってるしで。短期ではあるが2話と4話では問題に真っ向から向かう展開なので全体の中だと評価されてるよなーって考えた。
演出に関して。これがこのアニメの一番ダメなところ。まずフィルムスコアリング、使うのやめたら?ずーっと重苦しい雰囲気の曲ばかり。すべてが悪いわけではないんだけどもせっかくなら原作BGMアレンジでよかった。
そしてやたらと「静」の演出にこだわっていたようだが先述した通り「動き」に強い3Dモデルとのかみ合わせがマジで相性最悪すぎる。ガッツリ動かしてナンボのモデルをわざわざ「静」の演出に起用するのは畑違いなんよ。だから俺は3回もスライドショーを見せられてあそこまでキレたわけ。俺はこのアニメで一番許せないのはその点だ。せっかくの動きに強いモデルなのだからもっと会話シーンを挟むなりして内容に深みを持たせるべきだった。尺周りで言うとインストEDもただ垂れ流さずに内容を深める会話シーンを入れるべきだった。尺の使い方がヘタクソ。

今週末に2ndの先行上映が始まるが今回は「敢えて」見に行こうと思ってます。ダメなところはダメなままなのか、はたまた改善され一転して神アニメと化すのか判断しに行こうと考えている。ネタバレレビューもする予定。

拙い文でしたが読了ありがとうございました。

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