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俺にしゃもじを隠し通せると思っているのか、と思っている次男

ヘンゼルとグレーテルがパンくずを道標にしていたように、我が家の次男が通った後は荷物が散乱しているかタオルかヨダレが落ちている。
そう、最近の次男は家の棚を漁りまくる全盛期に突入している。
暇があればキッチンの収納スペースに潜り込んで鍋やフライパンを取り出したり、長男の歯ブラシをパクパクしている。

そんな次男の特にお気に入りが長男のおままごとグッズのフライパンの柄と包丁、そしてしゃもじである。
兎に角しゃもじへの執着が凄い。
次男へホワイトデーのプレゼントに何を贈るか妻に相談した時にしゃもじで良いんじゃない?と返されたほどだ。

しゃもじのどこが良いのか僕には分からないが、包丁と一緒に持っている所を見ると、長男の影響で自分なりの武器を持って戦士になった気分なのかもしれない。
しゃもじを持っている次男は自信に満ちた顔をしている気がせんでもない。
側から見ると、ただひたすら可愛いだけなので愛でておこう。

そんなしゃもじをお風呂場にも持ってくるので洗面所にある次男には高いであろう棚の上に置いておくと、それで隠したつもりか😎とばかりに見つけて気付いたら握り直していた。
恐るべし。

そういえば長男も妻が買ったお菓子を絶対に開けないだろう棚に隠しておいていたら、その日の夜にサーッとそれを持って走っているのを見て二人で戦慄したものだ。
子供は僕達大人をよく観察しているらしい。

今はしゃもじだがどうなる事やら。

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