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「私の好きなとこ5つ挙げるとしたらどこ?」って弊社ちゃんに質問された件

“会社の好きなところを5つ挙げてください。“

そう会社に言われた時、皆さんはすぐに5つ思い浮かべることができるだろうか?
パートナーに「私のどこが好き?」と聞かれたときになかなか答えられない人は、おそらくこの質問にも戸惑ってしまうことだろう。

私はとある会社の人事部門に属しているのだが、最近この質問を会社からされ、はっきり言って少し困ってしまった。
採用活動の中で学生に質問されたとしても大体2つくらい話して終わってしまっていたので、パッと出てくるのも2つしかないという不甲斐ない有様である。

今後学生から“おかわり”を求められても答えられるように、ひいては自らのモチベーションを上げていくためにも、改めて会社の良さを発掘していきたいと思う。


会社の押しを考えてみる

1. 自動車業界の中でもバラエティ豊かな事業展開をしている

自動車業界は完成車メーカーを始めとして、部品メーカー、設備メーカー、素材メーカー、販売会社、自動車関連サービスを取り扱う会社などで成り立っている。部品だけ、素材だけ、販売だけを専門にする会社が多い中、弊社では複数の分野にまたがった事業展開を行っているのが特徴だ。
いくつかの分野から自動車業界に携わってきたことで、幅広い分野の知識や技術を培ってこられたという強みと、拠点が変わればまるで別会社のような面白さ。これが弊社の強みでもあり面白いところだ。

2. 新しいことにも逸早くチャレンジしてきた


自動車業界は今100年に1度の大変革期を迎えていると言われているのはほとんどの方がご存知であろう。

弊社ではハイブリッドカーが本格的に登場するという時点で、その関連製品の製作に逸早く取り組み始めた。今後電動化がキーになると考えていた為、難しい製品ではあったがなんとしてもという思いでチャレンジしたらしい。
その経緯もあって、電動化向け製品を作り始めてはや10年以上経つが、たくさんの製品をお客さまにお届けすることができている。

この他にも多くのチャレンジを繰り返して、進化を続けてきた企業なのだ。

3. 企業理念がかっこいい


急に内容が薄くなったように見えるかもしれないが、そんなつもりは全くない。”お客さまファースト”を前面に押し出し、お客さまからの感謝を最大化するために、みんなが一丸となって働くための道しるべとなる基準や行動がまとめられている。
この理念、実は歴史としては長くないのだが、しっかりと会社の全員がこれに基づいた行動ができたなら、もっといい会社になっていくんだろう。

…これから先の弊社にさらに期待が膨らむ。

4. オールドカーの魅力を最大限に引き出すためのこだわり


会社として行っている事業の1つにオールドカー再生の事業があるのだが、そこの工場ではなんとも趣深くて素敵なクルマをたくさん見ることができる。おそらくオールドカー好きの方からすると、宝庫にも思えるであろう。

そのほとんどがミュージアムに展示する車両としてメーカーさまなどのお客さまに納品するもので、かなりこだわって再生作業を行っているのが弊社の特徴だ。部品は当時のものを修復・使用し、どうしても入手困難な部品は同じ材質から板金技術等を駆使して製作をする。エンジン音や車体の色といったところまでとことんこだわる。
そうして再生したクルマがお客さまのミュージアムに展示されることで、間接的にオールドカーの魅力を広めるお手伝いをさせていただいている。

なんと学生さんの中には、この事業から弊社を知って入社したいと感じてくれる方も少なくはない。

5. 古きよきところと新しく柔軟なところが共存している


創業から70年以上経過している弊社には、古くから蓄積してきた知識や技術がある。もちろん、そのノウハウや経験値は会社の大きな財産となっている。ただ、昔ながらのあり方や方法に固執するのではなく、常に変化を続けてきたからこそ今日まで生き残ってこられた。

まさに先ほど挙げた経営理念を変更する際にも、かなりのスピード感で大きな変更を遂げてきた。それはもちろん、一緒に働いている人事部門のメンバーの努力も大いに関係してはいるが、会社の経営側も柔軟に協力してくださったことも大きい理由だと思う。
特に、ブランディングの一環として、X(旧Twitter)のアカウントを役員に運用してもらうという流れに協力いただけることになったときは、逆に驚いてしまったくらいだ。

働いている方も昔ながらの”不器用だが面倒見がかなりいいタイプ”だったり、”今どきの発想で新しい風を感じさせるタイプ”だったり、様々なタイプの方が働いていて、「どういう人が多いか」という質問が来てもくくることができないというのが弊社らしくて結構好きだ。

検討の結果・・・


ここまでつらつらと、思いつくもっともらしい押しポイントを5つ挙げてきた。意外なことに他にも挙げようと思えば挙げられると思う。
もし今後学生に会社の好きなところ5つ教えてと質問をされることがあってもこれで安心だ。

ただ本音を言うと、会社で一番好きなところは結局のところ一緒に働いている人たちのことなのかもしれない。
なので「人事部門のメンバーがいい」というのが私が感じる会社の”推しポイント”ということで締めとさせていただこう。


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