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好きなことが自由に呟けない辛さ

先日二次創作中心の垢を消した。
本当は消したくなかった。
何故消さなければならなかったのかその理由をお話ししようと思う。
ちなみに本題に入る前に一応、
この話はTwitterをやる人を非難すると言った趣旨のものではないことと、作品名は作品のイメージを損なわせることに繋がらないよう伏せさせて貰うがその作品が好きな人全てを非難するものではないということをお伝えしたいと思う。
もし不快に思った方が1人でもいれば謝ります。

1、Twitterを辞めるに至る経緯

まずことの発端を言うと、2月半ばからだと思う。
とある作品ジャンルの界隈の一部の人達に私のツイフィールが晒されていたのだというのを知った。
私は1月末からある作品にハマっていた。
一部の界隈の人のたちの所属するジャンルがその作品だと知るのはもう少し後になった。

その作品自体そもそも歴史が長く、母数も多かった。もちろん純粋に好きで応援してるファンもいるのは分かっていた。だが母数が多いが故、一部の暴走したファンもいた。
突然の出来事なのもあったのとフォロワーさんを手放したくなかった為、一時期鍵垢にして垢移行することにした。その後もあまり関わりを持たないようにあまりその作品が好きな人と繋がらずひっそりと検索避けを徹底したり、サークルの方で呟いたりとして過ごしていた。

そんなある日のことだ。
私がRTしたあるツイートがFF外の方にRTされていた。
正直私はFF外の人に私がRTしたやつを又貸しのようにRTされるのがあまり好きではなかった為若干イラッとしながら誰かとみた。
すると、その作品のことについて呟いているツイートがあり見てみると、私が検索避けをして呟いていた作品に対する感想をつぶやいているツイートに引用RTされていて簡単に言うと「この解釈は違うだろ、ちゃんと見たか?」的なことを言われた。
正直このツイートを見た瞬間私はもちろん即ブロックした。
そもそもちゃんと見ていなかったのかもしれない。
確かに話も複雑だったしまだ理解できない部分も多々あったなと感じる。
まぁ正直それだけならよかった。

その後友達にこのことを話すとそのご丁寧に引用RTまでした垢を調べてくれた。
すると私の過去のツイートに対して(パッと見た感じその作品について呟いているものにしか反応していない様子だった。)直接私に対して集中攻撃していたのだ。
私はそれを見て恐怖に感じ、Twitter社に対してダメ元で通報した。

その後Twitterに関してどうするか考えた。
このまままた垢移行して公開垢で二次創作のことを呟くかそれとも・・・

正直、まだ二次創作のことを呟きたかった。
でも公開垢はいつ誰が見てるか分からない。
フォロワーが少ないからといって外の人から見られて極端な話監視することだって出来る。

この状況でまた同じような垢を運用する気力もなかったし、このまま同じことをしたらまた同じことをやられるのではないかと感じるようになってしまった。
そしてその翌々日、仲のいいフォロワーに垢を消すこと、次やるとしても鍵垢でやること、二次創作の垢はしばらく作らないことを伝え
私はTwitterのアカウントを削除した。

2、その後

その後こんな思いをしてもその作品自体は好きな気持ちは変わらなかった。
作品を見てから数ヶ月、キャラに対して愛着を持っていたし、(正直箱推しだった為グッズ方面をどうしようか迷っていた。)続編も楽しみに待機していた。だがその作品を見ると辛くなってしまう自分がいた。その作品の推しを描こうとしてももし上げてまた何か嫌な思いをしたらどうしようと考えるようになってしまった。

作品やキャラクター、及びその作品を少しでも良くしようと日々血のにじむような努力しているスタッフ、監督、音響監督、アニメーターさん、声優さんたちに罪はないことは分かってる。
けどそんな好きな作品も今はあの出来事を思い出してしまい今は向き合うのを躊躇ってしまう。

キャラは好きなのにどうしてこんな思いをしなくてはいけないのだろうと、一部の人達のせいでこんな気持ちになって・・・正直悔しいし、怒りが湧いてくる。もし目の前にいるのであれば二度と立てなくなるまでに殴り続けてやりたいと思う。

それくらい私は怒っている。

3、新規を追い出そうとする風潮についてとTwitterの今の状況について

最後に新規を追い出そうとする風潮について話したい。

恥ずかしながら、新規の人にイラッとしたことがある。
私はあるグループのメンバーを2年半くらい推している。
デビューしたてだったからか下積みの頃から応援してた人も多く、失礼のないようにと行動してた時期もある。(正直今も)だがある作品がきっかけでその推しがお茶の間で注目されるようになり、その後私が勤務している職場でも彼を筆頭にそのグループのファンが出来てしまっていた。
2年半も推してた私は数日でどんどんグループのことや推しのことを前から知ってたように語ったり、見逃した番組をyoutubeで見たと、得意げに話す上司達をみてあまりいい思いはしなかったし、正直自分の推し方に自信がなくなってきた。

自分はそのグループのファンとしてはまだ新規の部類だろう。だがそのモヤモヤ感を肌で感じていた。
そして私のことを引用RTで陰湿なまでに叩いてた人もそれを感じていたのではないかとも思う。

作品やグループにとって大きなコンテンツであればあるほど毎年様々な理由でファンを辞める人間が一定数出てくる。それはコンテンツとしては宿命である思う。
だがその穴を埋める存在、それが新しく入ってくるファンの存在。
ファン予備軍となる人をいかに取り込むか、それがどの界隈にとってもその作品、グループの将来にとって、とても重要な課題だ。
逆に言うと新しい人が入ってこないと衰退する一方だ。

上記でも言ったように私も新規の人にイラッとしたことがある。
きっとこの記事を読んでる方にもそのような経験をした人はいるのではないかと思う。
だが長くいるファンがやることは新規を追い出したり、貶したりするものではない。
その作品、グループの良さを伝えることなのかなと思う。
この話のこのキャラが良かったとか、この曲がよかった、あの作品はハマり役だったから見て欲しい、過去作も見て欲しいとか
誰だって最初はビギナーだ。
最初から1から100まで知っている人なんてほとんどと言っていいほどいない。
そんな少しでも興味を持ってくれた人に対して推し方を押し付けたり、マウントを取ったりましてや晒して二度と界隈に入れなくなるようなことをするのは違うと思う。
もちろん新規にも一部マナーを守れてない人もいるのことは知っている。
だが最近のTwitterの様々なジャンルのオタク界隈言葉の殴り合い、僕が私の方が正しい、お前は間違っているだと言って完膚なきままにたたきつぶしたり、気に入らない人を監視したりとそういった風潮なんとかならないんですかね?

ちょっと話が脱線しましたね。

その疲れも来てるのからか私はあの作品に対して複雑な気持ちを抱えている。
もちろんキャラや作品に罪は無い。ここで嫌いになるならそれまでだという意見も受け止める。
だが不快なら関わらなければいいのにと思っていても気に入らない人にたいして粘着する人も一定数いて、こうしている今も次のターゲットを探していたりあるいは別のSNSで私のことを探しているのかもしれない。
考えすぎもキリがないがそう考えてしまう自分もいる。
堂々とこの作品が好きだと言える日がくるのはいつになるのかまだまだ時間がかかりそうだ。

くろうさぎ

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