古生物百科事典
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古生物について書かれた本を読みました。R.スチール/A.P.ハーペイ編、小畠郁生が監訳しています。発行者は朝倉邦造です。その大百科事典を読んだ中で、好きな古生物を紹介したいと思います。
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ピックアップしたのは「三葉虫」です。三葉虫と聞かれたら、ダンゴムシような生物を思い浮かべると思います。私は思い浮かべます。
三葉虫とは前期古生代の主要な動物で、数を減らしながら中期二畳紀まで生きていました。絶滅してしまった理由はまだ明らかになっていない生物です。沢山の数が生きていたのに、絶滅した理由がわからないことはとても不思議で、それと同時にとても興味深いです。
三葉虫とは外骨格が縦に三つの葉状部の中央のうね、両側の二つの平坦部に分かれているということで三葉虫と名づけられました。
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三葉虫と言っても、時代によって形状が違います。左から1番目のものは中期シルル紀から中期デボン紀にいて、穴を掘るトリメスル属の三葉虫です。
その隣は、中部オルドビス系で重い頭と柄のついた眼をもっており、底をはっていたエンクリヌルス属の三葉虫。その隣は中・下部オルドビス系のアムビックス属。体が軽くできており、遊泳する三葉虫です。最後は中期オルドビス期に生きていた、ブリオメラ属の三葉虫です。この属の頭部前端の鋸歯状部は、動物が丸くなったときにビジディウムと著しくよくかみ合うようにできていた。
この百科事典を読んで、古生物のことを沢山しれました。三葉虫の他にも、全く知らない動物や魚類、種族などが書かれていました。地球の生物の歴史を知ることができるため、読んでみてほしいと思いました。因みに私の好きな古生物はアノマロカリスとダンクルオステウスです。
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好きな理由はシンプルでアノマロカリスは不思議な形で三葉虫など固い生物でも食べていた生物でその時は生物界では頂点にいました。ですが、突然絶滅。ダンクルオステウスは見た目がかっこいいという子供みたいな理由です。