おばけっているのかな

いるといいな。
でも、見たことない。
youtubeでしか見たことない。
霊はインターネットにしか存在しないのかもしれない。
僕は霊をエンコードされた720p、16:9のyoutubeの画面でしか見たことがない。

そもそも霊という存在は髪が長くて白装束を着たスケスケの女の人だと思っているけど、良く考えたらyoutubeの動画でスケスケの霊を見たことがない気がする。
滅茶苦茶実態ありそうな存在感を醸し出している。

霊は実態があるのだろうか。

少なくとも地球の慣性系にいることは間違いない。
地球の慣性系にいなければ出現した瞬間に自転や公転の影響で吹っ飛んでしまう。
一般相対性理論で言う空間に影響を受けていることは間違いない。

霊には質量があるし、現実世界の物理法則に逆らえないようだ。

そう考えると、霊はどのように出現しているのだろうか。

突然その場に現れて突然その場から消えるということは、質量保存の法則に反している。
もしかしたら、空気中の原子を組み替えて体を構成しているのかもしれない。
そしたら質量保存の法則的には問題ない。
だが、もっと恐ろしい問題がある。

空気中の原子を組み替えるということは、陽子や中性子を放出・吸収していることになる。
吸収する分には問題ないが、放出する際に放射性崩壊が発生する。
霊が原子を組み替えたときに周囲の原子から中性子を抽出しているとしたら、その原子は不安定な励起状態になっている可能性もあり、放出された中性子がそれらにぶつかることで連鎖を起こし核融合が発生するかもしれない。

たまに霊が出る場所で放射能測定器に一定値以上の反応が出るのはそういうことかもしれない。
霊が出る場所は寒いとか言うが、核分裂しているとしたらめちゃくちゃ熱いと思う。

霊が原子内の中性子の数を制御しているのだとしたら、恐ろしいことになる。

もし原子炉の中に霊が現れたとき、炉心融解してしまうかもしれない。
軽水炉原子力発電には制御棒が備わっていて核分裂を制御しているが、この制御棒のところに霊が現れた場合、制御棒が制御しきれなくなり高温に達し放射能汚染が発生する。

原子力発電の危険性に地震などに対する安全性が示唆されているが、霊も重大なインシデントになり得る。
制御棒や原子炉に御札を貼ったり、お経を書き込むしかない。

仏説式軽水炉原子力発電だ。

全ての職員が読経しながら作業を行うのだ。
怠ってはならない。
マニュアルは大切だと東海村JCO臨界事故が教えてくれた。

南無阿弥陀って外人の霊にも効くのかな?

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