彼女に突然背を向ける拗らせ彼氏の実情
付き合ってから彼氏が拗らせ男子だってことに気付いて本当に困っている人、困ったことがある人は以外と多いと思う
男子だけに限らず女子も拗らせてしまう人はいるけど、個人的には男子の方が絶対数で大多数だと思ってる
では、拗らせ男子とは?
わたしが思うに、ひとえに
プライドは高いのに自己肯定感が低い… 故に、自分の思い通りにならなかったり、理想と現実のギャップに直面した時に、テンパってしまい、相手を拒絶し虚勢を張って自分の殻に閉じ籠ってしまう人
そして、一旦殻に閉じ籠ったらちょっとやそっとでは出て来ないから、引っ張り出したい人にとっては至難の業を強いられる…
天照大御神は拗らせ日本男児の初代と言っていい 古代でさえ、拗らせ過ぎやろぉってみんなこっそりぼやいてたと思う
少し辛口になってしまうが、拗らせ男子の特徴として次に挙げられるのは、恋愛経験が少ない、もしくは女心が壊滅的にわかっていない、もっと言えば、人の気持ちがわからない… もっともっと言えば、自分のことが見えていない
人は生きてきた過程で、人の気持ちというものを理解し、自分を知る
自分がされて嫌なことは他人にもしてはいけないんだって、それは相手を傷つけることなんだって、幼い頃は周りの大人から教わり、成長するにつれ実体験として失敗から学び、人と関われば関わるほどにそのことの大切さに気付かされる
自分がされて嫌なことを人にしてしまう人は、人の気持ちがわからない上に、自分を客観視出来ていない
これが、まさに拗らせ男子の正体だと思う
さて、拗らせ男子について理解を深めて貰ったところで、本題の拗らせ彼氏の説明に移りたい
両者の決定的な違いは、拗らせ男子は元々がそうだが、拗らせ彼氏は交際途中に突然拗らせてしまうといった、こちら側に予習させない、予防線を張らせない、「交際進んだら別の顔男子」に姿を変え、我々を驚愕と恐怖に陥れるのだ 基盤はあったのだろう しかし、本人も気付かない別の顔を持っていた…
付き合う前、付き合った初期の頃は超絶優しくて、熱烈にアプローチをしてくれ、愛を語る それがどうして、時間を重ねていくと、自分にとって都合が悪い、思い通りにならない、嫉妬や独占欲が強くなった為に、これまた殻に閉じ籠るわけだけれど
その潜在意識を隠すことに集中した結果、既読、未読スルー、音信不通にする
LINE洞窟に入り込んで出て来ない
だからわたしは出て来て!出て来てと!叫び、誘い、懇願するの?
あなたが身を隠しひとり縮こまったその空間に声を掛け続けて、大岩を押し退け自ら出て来れるように外側から支える?
わたしにも拗らせ彼氏がいた
閉ざされた扉を力任せに、または暖かい陽の光で包もうとしても、ダメだった
わたしはnoteで何度か音信不通にされることが一番嫌いだと書いた
その理由をずっと考えていた
何故、彼に音信不通にされることがこんなにもイヤなの?って
漸く答えが出た
考えに考え抜いたわたしの答えは、激辛で、辛くなる人はここまでに
行くよ?
大丈夫かな…
付き合ってる彼氏に話し合いの途中で音信不通にされることは
ある種、DVなんだ
コミュニケーションを途中で断絶するということは、相手に相当の圧力掛けると共に絶対的な拒絶感を与え、そして
明らかな主従関係を創造する
だってそうでしょう?
もし彼氏と自分の部屋で別れ話に発展するかもしれぬ話し合いをしてたら?
『もう帰るわ』
『待って!まだ話終わってない!
ちゃんと話そうよ』
『これ以上話しても一緒やん
帰る』
『お願い!帰らないで!
ごめんなさい!わたしが悪かったから、悪いところは直すから!
だからお願い…帰らないで…』
ね…
こーゆーことに、なるんだよ…
それは、LINEでも同じ
相手が部屋を一方的に出られる点において、同じなのよ
言葉は時として暴力になり、強いては殺傷能力を持つ だが、言葉を断つこともまた、暴力なんだ 暴力が言い過ぎだとしても、虐待ではないかと思う
話し合いたいと思ってる人にとって、それを叶えられない環境を作り、跪かせる 問題点はそっちのけになり、なんでもいいから行かないで!って、そうさせる威力は、ハラスメント以外の何ものでもない
一生懸命にこちらもプライドを捨てて話し掛けて、願い、赦しをこう
それでも、無視されて既読もつかない これが暴力でなければ、虐待でなければなんと言えば、いいの…
あなた、同じことをされても何も思わない?わたしの気持ちがわからない?
わたし、そんなに傷つけてもいい存在だった?
あなたにとって
あなたが話の途中でわたしに背を向けたその背中をどんな目でわたしが見てたか?
ねえ、知ってた?
部屋にひとり残された女の気持ちがわからないなら一生拗らせてていいから、もう恋愛しようなんて思わないで
付き合ってる彼氏が拗らせ男子にその変貌を遂げて、あなたを苦しめるなら
あなたに背を向けるような男なら
向き合ってこっちを向いて目を見て、どんな時でも話し合える人と関係を築いてほしい
多分、全力で陽の光を浴びせてなんとか扉を開けて洞窟から出て来ても、彼は
また閉じ籠る
純粋で繊細だから、保守的なことは、わかってる
でもその自分の性質が言い訳になっても、彼女を傷つけてもいい理由にはならない
大切な人に背を向けられることがどれだけ辛く苦しいことなのかを、知って欲しい
いや
知らなきゃダメだよ…
彼に音信不通にされることは、心に矢を刺されることと同じことなんだと、わかったから
だから、音信不通がこんなにもキライだったのだって気付いた
わたしは、痛いのだ