元カレからのBOOTY CALL（甘い誘惑）

ダメダメなわたし…

あんまりこんなことは書くべきじゃないけど、たまには吐き出させて…

10年近く前に付き合っていた彼氏から、連絡があった　それまでにも時々LINEがあったけど、近況報告とかただの挨拶程度で、元カレとなんか友達にはならないし、なれないと思うわたしとって彼が、ちょっと特別な存在だと思えるのは、彼がわたしより随分年下で、突き放せない思いが残ってるからだ、多分…

彼は、自分が辛くなったとき、寂しくなったときにわたしに連絡をしてくる　それは彼が言葉にしなくても分かるから、わたしも彼に何も聞かずに、表面上の対話に付き合う

でも、今回は初めて、彼がわたしにBOOTY CALLをしてきた

BOOTY CALLー

性的な目的だけの誘いの電話
夜中の甘い誘惑

よりを戻したいわけでもなくって、真剣交際を望んでるわけでもなくって、ただただファジーでグレーな関係を求めてきただけの、コール…

そんな関係は求めてない、そんな関係は今のわたしには必要がないときっぱりと言っても、彼らしく自分筋をぎゃぁぎゃあと押し付けてくるところは、あの頃と変わってない

そこに付き合うことさえ、疲れを覚えながらも、彼の話に耳を傾け、無言で受け流す

「聞いてるの？」

「聞いてるよ」

だから？

情に流されそうになる
でも、あっ！そうだ！

わたしは、アドバイザーで愛の伝道師だった！

それに気付いて、愛だの恋だの偉そうに語ってるわたしが、こんな甘い誘惑に惑わされている自分を嫌悪する

ばっさりと、いった

それでも、LINEを打つ指が震える…

心が震える…

バイバイという言葉の重さが、右手の中指にのしかかってくる

彼は、cocoの幸せを願うと言った　

不思議なもので、そんな言葉、綺麗事はいらないと、思った

それなら、連絡してくんなよ

自分が幸せに出来ないなら、ちょっかい出してくんなとも、思う

別に、あなたがいなくても十分幸せですしと思いながらも、やっぱり情が邪魔をする

「どんな形でもそばにいて
会いたいよ…」

その、どんな形が問題なんでしょ

あなたのご都合主義に付き合う気はない

あなたの寂しさを埋めるだけの存在になるはずもない

だって、わたしよ？

男になんか弱さを見せない

鉄仮面を着けて、強い女でいることが、わたしのわたし自身が思うわたし

そんな風に思うくせ

「俺を利用しろよ」

と言われたら、反発する

わたしの愛は、利用では埋められない

見せかけの愛に靡くこともない

一時的な愛が欲しいんじゃなくって
半永久的な愛が欲しい

「じゃあね　元気で」

翌朝ー

「cocoちゃん( ˘ ³˘)♥」

また、ばっさりの往来か…

何度、じゃあねと言っても
情を捨てないと、終わらない

それを彼も分かってるところが
なんだか悔しくて

つけ込まれてるんだよね

数日で、マジでばっさりいく

少し自分に時間が欲しい

もうそんな好きじゃないのに…ね