Tableauの講座の助手を経験して

先日、北九州にて行われた「触ってみようノーコードツール!分析して
みようオープンデータ!(データ分析編)」にアシスタントとして参加
させていただきました。
 
自分は今までtableauを教わってばかりで自分が教える側になることはあまりない経験でした。講師の方はDate Saberの資格も持っており、データ分析の仕事を数多く行っている方でした。
今回の参加者は北九州でIT企業に勤めている方や美容院を経営している方など様々な人達がいました。そして全ての参加者がtableauを今後業務で使おうと考えているtableau初心者の方達でした。
先ずtableauを導入することの利点を説明し、基本がドラッグアンドドロップであることを説明しました。その後、行や列に売上や利益、カテゴリなどを入れてtableauに慣れてもらいました。
そこから都道府県ごとの利益を確認したのですが、ここで上手く地図が出せないという質問を多くの方からされました。その原因は地理的役割に出来ていなかったり、経度と緯度が列と行の逆になっているパターンがあり
ました。講座では県ごとの「利益」を地図で表現していたのですが、自分は質問してくれた方々に対し計算フィールドを使うことで「利益率」が出せることを教えました。
その時の計算式は、sum([利益])/sum([売上])です。
そこからラベルの付け方も教え、下のようなvizを作って見せました。

すると参加者の方から、「利益も大切だが利益率もよく確認するから出せることを知れて良かった」「計算フィールドが汎用性高そうで面白い」と
言っていただけました。
 
地図の後は顧客ごとの利益と売上の散布図を説明しました。Tableauには
元からクラスター分析の機能があることや、傾向線や平均線を入れることでパッと見でそのグラフの状態がつかめるということを講師の方が説明して
いました。
 
最後にこの講座内で作った3つのvizをダッシュボードにまとめる方法を説明しました。自分もただまとめるだけでなく、一つのvizのフィルターが
ダッシュボードでは他のvizにも反応する手順を説明しました。

するとよりダッシュボードが使いやすくなったと言っていただきました。
そのダッシュボードが下の画像です。

講座の最後には自分たちが所属する大学のゼミにてTableauなどの分析ツールを使ってメーカーの売上から分かった分析結果のパワポを見せました。
 
最後に講座の翌日に一人の参加者の方から連絡があり、「チラシを配る
ポイントを効率的にするために年ごとにどの地域から来店する客の変化をTableauで出したとのことでした。そこで初めてスーパーストア以外のデータを一人で触り、vizを作りその方に送ると「自分の体感より別の地域からも
来ていることが分かり参考になった。」と言っていただけました。
自分がTableauを始めた時より少し成長しているということを実感しましたし、もっと使いこなせるようになろうと考えるきっかけになりました。


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