愚痴と彼の優しさと。
結局、いろんなことを考えて、
彼らは私の何なのか、とか
信じるとは何か、とか
そんなことばかりに答えを求めて。
ネットやらなにやらを彷徨い。
ロクなことしてねぇなぁと思いつつも。
信じていいのかとか、それは意志なのかとか。
彼らは信じられるのかとか。
不変ではないものをどう信じるかとか。
正解も幸せもひとつじゃないって分かってるし、そんな簡単に手に入るものじゃないのも分かってるけど。
何者でもない自分をそのまま受け入れるなんてできないし、諸行無常なんて理解は難しいし。
神や仏の世界だって、結局は意志の力が必要で。
信じていいのかなぁ…
そりゃあ信じたいですよ。
こんなに悩むんですもの、信じたいです。
でもね、信じられないんですよ。
好きな人を疑いたくはないけれど。
不安に無理やり蓋をして、それで疑わないで信じたフリをするのが精一杯で。
信じたい人すら信じられない自分が嫌い。
自分の変化も、相手の変化も、私は求めていない。
心穏やかに、ふたりで生きていられさえすれば。
それなのに、心を乱していているのは自分自身で。
愛しているとか、大切に思っているだとか、
そんなのいくらあなたの言葉でも簡単には信じられないって。
理由のない愛なんて、私には分からないよ。
確かに、私があなたを愛するのに理由はない。
あなたがあなただから。
あなたが好きだから。
惹かれているから。
それならば同じことだ、とあなたは言うけれど。
でも私は、自分の考えすら信じられないから。
実は打算があってのことかもしれない。
あなたのたった一言をきっかけに、あなたを嫌いになるかもしれない。
…私だって、私を信じられないの。
そんな私が、あなたを愛するなんて…許されることじゃない。
自分自身すら信じられない人間が、他人を愛するなんて。
あなたへの想いすら、いつか変わってしまうかもしれない。そんな私を許してくれますか?
…あなたが許してくれても、私自身が許せない。
自分のことを否定してばかりの自分では、あなたに悪いとは思うけれど。
自分のことを悪く言うような人間でいてはいけないと思うのだけど。
…それでも、どう転んでも、私は私を許せないし、あなたの言葉を真っ直ぐに受け入れられない。
…これだけ愚痴を言ったのだから、なんとかするしかない。というか、なんとかする。落とし所は見つけてみせる。必ず。
こんなクソみたいな人間が今より少しでもマシになるまで、待っていてもらうしかないんだよ…
こんな奴でも待っていてくれますか?って訊いたら苦笑いして喜んでって言ってくれるなんて…
感謝しかない。
気が済むまで悩んで、喚くといいってさ。
いつでも付き合うからって。
…心を乱されないようになりたいものですね。
まったく。
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