保育園での子どもの様子を知りたい!聞き取り質問の変化と子の成長
私の娘は現在もうすぐ5歳。
毎日楽しくルンルンと保育園に行ってくれています。
そこで気になるのは、保育園でどう過ごしているのか…ということ。
赤ん坊のときは、先生が連絡ノートに毎日様子を書いてくれました。
しかし、2歳あたりから連絡ノートは「用件があるときのみ記載」となり、子どもから聞き取る方法へとチェンジしました。
つまり、私はこの3年ほど、ほぼ毎日娘に「保育園どうだった?」と聞いてきたことになります。
振り返ってみると、子の成長に合わせ、だんだんと質問の仕方が変わってきたのがわかります。
そこで、2歳〜4歳のときの質問と子の成長ぶりをまとめました。
誰得?な記事ですが…
2歳|ストレートな質問にストレートな返答
2歳になると言葉は話すものの、複雑な会話はできません。
質問の意図を読み取る…などもせず、YES/NOクエスチョンが多かったです。
実はこの年齢が、一番保育園でどう過ごしているかわからないときでした。
「保育園楽しかった?」
「たのしかった!」
「ご飯美味しかった?」
「おいしかった!」
きっとこのオウム返し返答が言語能力を上げるのだろう…と、とりあえず毎日聞いていた感じでした。
舌足らずでかわいい時期でしたね…。
3歳|詳しく説明するものの時間の概念はないようだ
3歳になると、友だちのことや先生についての話も多くなりました。
保育園で遊んだことやイベントについても説明してくれ、だいぶ保育園の環境がわかるように。
しかし一方、時間や日付の認識は甘く、もしかしたらまだ概念がないのかな…と感じる場面も多かったです。
例えば、水遊びをした翌日に「水遊び、楽しかった!」と言ったり…
強い気持ちや感情が、なにかのきっかけでフラッシュバックし、そのときに思い出した出来事を話しているように感じました。
しかもそのきっかけの敷居が、かなり低いのでは…と思います。
靴を脱いで帰るときに、水遊びで外に出たことを思い出す
友だちの顔を見て、遊んだときの感情が蘇る
水を飲んで、数日前に食べた給食が美味しかったと思い出す(本人に日付の概念はまだない)
など。
とにかく、フレッシュ新鮮な感情と記憶が蘇りがちに見えました。
4歳前半|警戒心を覚え、なかなか教えてくれなくなる
4歳になると、だんだんと質問の仕方を変えないと教えてくれなくなりました。
以前は、こちらが質問をしなくてもたくさん教えてくれましたが、言葉を選ぶようになってきました。
これにはひとつ、心当たりがあり…
実は保育園の壁に掛かっている園児の工作発表を見て、娘と意見が分かれたことがあったのです。
どうやら先生のお手本を真似る工作のようで、娘は「私の絵が一番そっくりでしょ!」と自信満々でした。
「〇〇ちゃんのは、紙がクシャクシャだし。
△△くんのは、綺麗な丸じゃないの」と。
もちろん私は親バカなので褒めちぎったのですが、ついつい余計な一言を…
「でも、先生のとそっくりに書かなくてもいいんだよ」と。
そのときの娘の衝撃を受けた顔!
あ〜かわいい!ギュってした〜い!
という気持ちを抑え、さらにひと言ふた言追加。
「〇〇ちゃんのも△△ちゃんのも、素敵な作品だよ。先生はダメって言ったの?」
おそらく、最後の質問で「先生が怒られる」と思ったのでしょうか…
それ以降、娘は返答に慎重になり、探りを入れようとすると警戒するように。
ちなみに念のため…
私が保育園に意見を言ったことは一度もない!
むしろ、本当に感謝ばかりなんですが…
4歳後半|他人のフォローをし始める
さて、園児の工作発表で保育園のことをちょっとしか話さなくなった娘。
保育園の様子が知りたい私は、遊びながらどんなことをしているのか聞くことにしました。
むしろ、保育園での出来事を知るために、遊びを考案してみました。
その名も保育園ごっこです。
まず、娘は先生役になります。
私自身は、初めて保育園にやってきた園児という設定です。
私は新参者のため、保育園でなにをすれば良いかわからず…先生に教えてもらう!というゲームです。
我が家では人形やおもちゃを使い、先輩園児や園長先生も登場させたりします。
ひとり二役三役ですが、娘も楽しくごっこ遊びに興じてくれます。
もちろん娘は他所の保育園を知らないので、自分の体験をベースに先生を演じます。
「あ〜、どの教室に行けばいいのかわからないわ〜」といえば、朝のお集まりの教室を紹介され「ここでテレビを見ていてね」と言ってくれます。
「ご飯はどのテーブルで食べればいいのか…」といえば、ひとりひとり透明仕切り板で区切られたテーブルまで連れて行ってくれ「おしゃべりせずに食べるように」と言います。
(コロナ禍あるあるなのかな…)
しばらくそのごっこ遊びを続けた結果、また少しずつ自分から保育園の様子を話してくれるようにもなりました。
また、他の子の工作もだんだんと褒めるようになりました。
「〇〇ちゃんは大きく描いていて良い!」
「△△ちゃんは細かく塗っていて良い!」
と…。
もしかしたら、ごっこ遊びで「先生役」を行うことで、褒める癖やフォローの仕方が身についたのかな…と思います。
しかし本当に、たった2〜3年でこんなに変わるとは…と驚きです。
私もかつては子どもだったはずですが…子どもの成長ぶりに日々びっくりしています。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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