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ヲタク特有の早口で言ってそう(犬吸いたい人)

陸棲脊椎動物(有羊膜類)モチーフのモンスター、クリーチャーデザインにおいて、唇って大事な要素だと思うんですよ、
あれがあるのと無いのとでは活きの良さが全然違う。

唇があれば牙を剥き出したりしまったり、口周りの演出がより多彩になる。

イヌとか結構表情豊かじゃないですか。表情筋が少なくても、唇と眼で十分に感情が表現できているからじゃないでしょうか?
加えて尻尾もあるので、感情を表現するのに十二分なパーツが揃っているんだと思います。

ところが鳥って頸の動きくらいでしか感情の変化を感じられない(少なくとも私はそう)ような気がするんです。(多分鳥好きな人は同じくらい表情豊かに見えてる)

こういうところで活きの良さが変わってくる。

そもそも牙が剥き出しだと歯が脆くなるので、現実の陸棲の脊椎動物達って大概唇のような、歯を外気に触れさせない構造を持っている。
つまり唇というパーツがあれば、何となくリアルの動物に似てみえるので、動物らしさというか、生き物として環境を生き抜くだけの活力が見出される。
多くの人が何となく持ってる、動物らしさという色々な印象をまとめてデザインから見出して貰える。

自分でモンスターをデザインする時、多くの人は戦闘能力を与えたくなると思うんですよ
モンスターって言われるような架空の動物って戦闘描写のある作品をメインに触れてきた方が殆どだと思うので。

そしてデザインの上で、見る人の目が行きがちなのって顔じゃないですか。
だから顔に戦闘能力がありそうな意匠を施したいじゃないですか。
でもって脊椎動物って我々に近い動物なので、感情を与えたいじゃないですか
唇で表情を演出できると感情も感じさせることができるはずです。

私はヒトの唇はセックスアピールとしての役割が悪目立ちしてあまり好きじゃないんですが、だから単調に描きたいか?無くしたいか?と聞かれると絶対否定する。
唇の演出っていうのは、表情の演出においてヒト以外にも適用されるような、きわめて大事な要素だと思うからです。

ハァ〜……

なんでこんな事書いたかって?

先日ここの二人と通話しながらモンハンやってて、ディノバルドのムービーのリオレイアの唇がぷるぷる動いてるのを見て、
「あ、リオレイアの唇は柔らかそうな感じなのね、いいね〜」
みたいな事を言ったらですよ?
奴ら私がヘンタイであるかのように言ってきたんですよ!「キモ!キモ!キモ!」って。

この辺

モンスターのデザインに惚れたハンターならこれくらいの発言は普通じゃないですか!
唇まで動くように作ってある3Dモデルってことですよ!素晴らしいじゃないですか。
上記のような、唇があるからこそできる演出を取り入れて、やられ役のリオレイアにも華を持たせる、素晴らしい演出に惚れたんですよ!
私はヘンタイじゃない…

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