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【神様からのことづけ】海は、宝なのじゃ

Akiです。お疲れさまです。
信じるか信じないかは、お任せします。


2024年7月11日の午前のことでした。

リビングでパソコンに向かっていると、ウナギの蒲焼の香ばしい匂いがしてきました。

この日は涼しくて、窓を網戸で開けていました。

近所で蒲焼のタレを使っている人がいるのかなぁと思い、網戸を開けて、顔をだしてみました。

が、外からは匂いがしません。

網戸を閉めてパソコンの前に座ると、再び香ばしい匂いがしてきます。

…もしかして!

「どなたでしょうか?」

わしじゃ!

意識を向けると、エビス様のニンマリとしたお顔が頭に浮かんできました。

ええ匂いじゃろ? ほれほれほれ〜!

パタパタパタパタ…。

うちわで仰ぐ音も聞こえ、香ばしい匂いが強くなってきました。

ウナギはなぁ、番人なんじゃ
わしらとそなたたちをつなぐ番人

「どういうことですか?」

そなたたちは魚を食べるじゃろ?

「はい」

大きいのから小さいのまで、食べるじゃろ?

「はい」

そのなかでもな、ウナギっちゅうもんは
昔からよう食べられておる

そして、しっっっかり焼いて、タレにくぐらせ
アツアツのご飯の上に乗せて食べるじゃろ?

「はい」

そなたは好きか?

「大好きです」

よし ウナギに限らず、魚は好きか?

「魚は好きです、はい」

よし そうなんじゃ

海はのう、宝なのじゃ 宝庫なのじゃ
いろーんな魚がおる
もちろん、猛獣も暮らしておる わかるな?

「はい」

それをただ何も言わずに食うのか?

空気が一瞬にして張り詰めました。

「一応『いただきます』は言いますが…」

気持ちがこもっとらん💢
(怒鳴り始めました)

なんじゃ、あの形だけの「いただきます」は!

そんな挨拶なら、わしらはいらん

いいか、これから海に行くことがあれば
しっかりと手を合わせて来い! いいな

(穏やかな口調に戻りました)
海のおかげでそなたたちは暮らしておるのだから
そのこともひとつ加えてほしい

わしらはそういうところもよーく見ておるからな

まあ、見ておるのはそなただけじゃない
この国に住むみーんなを見ておる

何だかのう、子供たちの元気な
『いただきます!』は聞こえてくるのじゃのう
大人はなんだ?

ふんっ、挨拶ってそんなもんか
感謝とはそんなもんか

これだから、この国が衰退していくわけじゃ!

よいか、海に行ったら必ず手を合わせるんじゃぞ!
そこに鳥居があるかなんて関係ないわぃ

口にすることをありがたく思え!

この思いが欠如している者たちは
だいたいすぐ文句を言う
どういうことだ?

食べられることが当たり前だと思うなよ
そのうち食料なんて一気になくなるからな
いいか 魚も魚介類も全てがなくなるぞ

…そういうときが来るかもしれん
わしらはそれを嫌だと思うておる
しかしな、軽々しく思うなよ

恵みの気持ちをありがたく口にしなさい
それを皆に伝えるんじゃ よいな

「…はい」

…では、またまた
おいしい匂いをかがせてやろう

再びうちわでパタパタ仰ぐ音が聞こえてきましたが、タレの匂いは消えていました。

☆-★-☆

以前、海の神様・オオワタツミ様もお越しになられました(↓)

近いうちに海へ行って、感謝の気持ちを伝えてこようと思います。

これは孤食も外食も、関係ありませんが。
皆さんもぜひ、食事の際は手を合わせて「いただきます」と口に出していきましょう!


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日本の神様のお話は、こちらでーす!
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★故人様のお話も聞いてます!(↓)


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