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あと60日

雪がもっさり降った。

もっさりという表現。
25年前のお付き合いしていた人と話していた。

雪が降っても盛り上がる年齢。

今は家が雪かきに追われるので、
もっさりした雪はお断りしたい。

賃貸住宅のありがたさが今ならわかる。

誰かが雪かきしてくれているから
道ができている。

それがきちんと理解できたのは一戸建てに住んでからだ。

マンションは管理会社が雪かきをしてくれるけれど、一戸建ては自分がやらない限り誰もやらない。
しかも、除雪と排雪は別なので、
除雪をしても雪はたまる一方。
歩きにくく車を出しにくい雪山が家の前にできてしまう。
排雪は業者に別に頼まないと、雪を持って行ってはくれない。
業者を頼まずに雪山に囲まれてそのまま過ごす人もいるが、うちは毎年春にその冬の排雪の契約を結んでいる。

冬は雪が多いか、少ないかはまったく毎年予想がつかない。

でも、春に契約をしておかないと遅いのだ。
冬になった頃にはダンプトラックや除雪機をおさえておかないと、いきなりたのまれて動いてはくれないので、
やっぱり春に契約をしておくのだ。

それだって、契約しても週に一度しかこないから、
山になる日は山になって車が停めづらい日々を過ごすことになる。

あと、60日。
我慢すれば春が近づきますか?



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