歯のお名前を覚えてみよう!
こんにちは!歯科医師Hachiです!
今日は歯科の基礎中の基礎知識をお話しします。
みなさん歯は何本あるかご存知ですか?
歯にそれぞれ名前があるのご存知ですか?
知っていても、みなさんの生活に特に変化はありませんが、
興味のある方はぜひ読んでみてください。
人間の歯は全部で32本
人間の歯は基本全部で32本あります。
このうち4本は「親知らず」です。
親知らずはまっすぐ生えてなければ、なくても良いので、
28本あれば十分です。
歯の名前
歯は右上、右下、左上、左下の4ブロックに分けると、1ブロックのうち8本の歯があります。
その8本の歯は、形がそれぞれ異なります。
つまり、歯の形で分類すると歯は8種類あり、それぞれに名前がついてます。
1番前の歯から順に名前を言うと、
中切歯
側切歯
犬歯
第一小臼歯
第二小臼歯
第一大臼歯
第二大臼歯
第三大臼歯(親知らず)
となります。
これに右上や左下などの部位を付け加えて、
「右上中切歯(右上の1番前の歯)」とか、「左下第二小臼歯(左下の前から5番目の歯)」なんて呼んだりします。
ただ治療中は「第二小臼歯」とか長いので、並びの順で「5番」と略して呼びます。
つまり、
右上中切歯 →右上1番
左下第二小臼歯→左下5番
右下第三大臼歯→右下8番
というような感じです。
歯科医院に来た患者さんがいきなり
「右上3番あたりがしみます」
なんて言ってくると、歯科医師は「うっ」となるので、歯医者を驚かせてみたい人は是非言ってみてください笑
歯の記号
さらに簡略化した呼び方もあります。
上の図の右側に4ブロックに分けた簡略化された図があります。
ここから2ケタの数字で歯の名前を表します。
10の位が「部位」、1の位が「歯の番号」です。
部位は、右上が1、左上が2、左下が3、右下が4となります。
「11」→右上中切歯、右上1番
「35」→左下第二小臼歯、左下5番
「48」→右下第三大臼歯、右下8番
という感じです。
わかりましたか?別にわからなくても全然良いです笑
歯科医院で「13あたりがしみます」と言ってみてください。
きっとあなたは「歯科関係の人かな?」と疑われます,.
以上、まったくためにはならないお話しでした。
ただ雑学として知っておいてもいいかもしれません。
最後までお読みいただきありがとうございました。
明日もよろしくお願いします!
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