見出し画像

感情はコントロールできない

こんにちは!歯科医師Hachiです!

突然ですが、皆さんにいくつか指示を出すので、実際にやってみてください。


①右手をあげてください

②頭の中でキリンを思い描いてください

③激しく怒ってください

④汗をかいてください


さあ、この中でいくつできましたか?

おそらく①と②は簡単にできたと思います。

③は怒った顔くらいならできるかもですが、急に本気で怒るのは相当難しいです。

④もいきなり何もなく汗を出すのは普通なら不可能です。

さて、なぜこのような問いかけをしたかご説明します。

先ほどの指示を整理すると、以下のようになります。

①→行為
②→思考
③→感情
④→生理現象

この中で人間がコントロールできるものは①と②です。

感情をコントロールすることは難しいです。

ですので、「ついカッとなって殴ってしまった」っていう事象は、「カッとなる」という感情は抑えることはできないですが、その後の「殴る」という行為はコントロールできるはずなんです。

もちろん言うは易し行うは難しで、衝動的な感情から行動をコントロールするのは訓練が必要です。

ですが、理論的には可能なんです。

カッとなっても、殴る以外にその感情を発散させる方法はいくらでもあります。

カラオケでもいいし、サンドバッグを殴るでもいい。

もしくは、一旦その場を離れて深呼吸するのもいいかもしれません。

感情は抑えたりコントロールすることはできないので、その後の考え方や行動をコントロールしていくのです。

参考になれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

次回もよろしくお願いします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?