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俳聖の道(松尾芭蕉と黒羽)
『おくのほそ道』で旅に出た松尾芭蕉は、黒羽で14日間も逗留《とうりゅう》しています。
黒羽城址公園の「芭蕉の館」の前にある銅像、松尾芭蕉と弟子の曽良です。
個人的に芭蕉が行ったとされるところに幾つか行きましたが、朽ちてなくなっているところもあります。
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木漏れ日に輝く楓(カエデ)の若葉、芭蕉公園にて。
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芭蕉も紫陽花を愛でたのではないでしょうか?
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「奥の細道」で、一番長く逗留していた黒羽を後にして、松島、平泉、山寺、象潟(きさかた)へ旅立って行ったのです。
松島で詠んだ句「島々や千々にくだきて夏の海」
平泉で詠んだ句「夏草や 兵(つわもの)どもが 夢の跡」
山寺で詠んだ句「閑(しずか)さや岩にしみ入る蝉の声」
象潟で詠んだ句「象潟や雨に西施(せいし)がねぶの花」
そして、黒羽の雲巌寺にある句碑「木啄(きつつき)も 庵(いお)は破らず 夏木立」
などが好きですが、ちなみに「松島やああ松島や松島や」は芭蕉の句ではないそうです。
※「俳聖(はいせい)」とは、俳句の神様とあがめられるほどの人物のこと。
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