美しき桜との出逢い
私が心がける桜の撮り方
特徴のある桜の木、形、方向、背景、バックの空などを意識し、形のいい桜を撮るように心がけています。
花びらを撮るには近づき、桜の木と形を撮るときは、程よい距離感から狙います。ただ桜を撮ればいい、というものではなく、桜の木が持つ特徴を捉え写すことにしています。
特に有名な桜の木は、一回は行きますが、大勢の人がいて、静かに桜の木と対話することができません。無名でも「これは…」という木を見つけたときは微笑《ほほえみ》を浮かべてしまいます。
この桜の木は、車で30分圏内なので、毎年行っています。そういう場所があってもいいと思います。年によって微妙に違い、背景の空はまったく同じものがありません。
こちらの木も形がいいですね。
福島には、立派な桜の木がたくさんあります。超有名なのは「三春滝桜」ですが、他にもいい桜の木があり、きっと他の県にあったら三春滝桜級の桜として称えられると思います。
私は、枝先のいい形のものを狙います。背景に浮かびあがり、すっきりと整理された画面になるからです。
テレ‐マクロ(tele macro)で撮る方が、意外とうまくいきます。
※テレマクロとは、カメラのレンズの望遠側で接写をすること。
新緑と相まって咲く山桜もきれいです。
これから桜が満開になる季節です。それが過ぎると、新緑が眩《まばゆ》い目ざめの季節と移っていきますね。
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