夏が怖い

嫌いな夏が近づいてきた。

昨日、少し風を入れようとして扉を少し開けて寝た。ぷーんというモスキートトーンに起こされて、すぐいなくなるだろうと思って眠りに着こうと思ったら、今度は違う方向から蚊の音が聞こえてくる。

仕方がないので電気をつけると五匹くらいの鉢が、特攻を仕掛ける爆撃機と戦闘機の如く空中を支配していた。恐らく蚊が蚊を連れてきて、こんな大所帯になったのだろう。

無性にイライラしてきたので滑空している零戦を叩き落とすべく、まず静かに近寄って鈍い戦闘機(血を吸った蚊)を撃沈させ、残りのすばしっこい零戦の爆撃機(血をまだ吸っていない蚊)を近寄ってきたところを返り討ちにした。

僕はO型でAB抗原がないため、蚊からしたら格好の餌食で俗にいう美味しい血なのだろう。こっちからしたら溜まったもんじゃない。次来た蚊の見せしめに殺した蚊は壁にそのまま残しておいた。でも、命をかけて、自分の子孫を残すために、血を吸いにくる蚊は正直カッコいいと思う。見習わないといけないなぁ。

まだ殺しただけではまだ満足することはできず、この間の英語のプレゼンのネタにしようと思い、エホバの証人というカトリックの信者は輸血を禁止されていて、蚊にしか輸血できないというネタをぶち込んだが、見事に滑って撃沈した。今日も朝から寝不足な上に英語のプレゼンで散々です。