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娘が3歳になった時の事 2

前日の投稿に続き

知らない携帯番号の請求がきていた私は 仕事に出勤する前にその番号に電話をかけた

電話の向こうから聞こえてきた人物が最初に言った言葉

「もしもし」ではなく 若い女性の声で

「もーさっき電話切ったばっかりなのに どうしたのー?」

だった… 相手は私が誰か確認せずにそう言ったのだ

昔の携帯電話は設定しないとかかってきた相手の電話番号は出なかった

誰だ?こんな人知らない

私は「あのーあなたは旦那の知り合いでしょうか?」「なぜこの携帯を使われているのでしょうか?」

女性は少し無言で電話を切った  これは間違いない  夫の浮気相手だ

だから出張が終わっても半年も帰ってこないわけだ

身体が震えた まさかこんな事が起ころうとは夢にも思わなかった…

仕事が終わって夫の電話し、今朝の事を話した

あっさり認めた 「しばらく帰らない」 「離婚しようと思ってる」

ちょっと訳が分からなかった 娘はまだ3歳だった パパが大好きだった。

こんな小さな子供と私を捨てて 離婚すると言うのか。。。

返ってこないと言うので、とにかく1度出張先に行って話しをしなければと思った

出張先は 佐賀県伊万里市だったので 高速で行けばそう遠くはない

それにしても 携帯電話を自分名義で女性に渡し 支払い請求書は自宅にくるのに

だいたい詰めが甘すぎるのだ と落ち着いてからそう思った

その事件発覚数日後に 私は幼い娘を連れて 夜の高速を走り夫の宿泊先へと向かうのだった…


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