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背に腹は代えられない母

今日は、高齢者施設に入所します母の面会に行って参りました。

母の居室に着いて。
私「夏もんの靴下を持って来たから、引き出しへ入れとくわ。だけど、お母さん靴下いつも履いてへんのとちゃうの?」そうなのです。母は、居室内では靴下を履かず。私が外へ散歩に連れ出す時も、靴下は履かずに裸足で靴を履くのです。
母「せやけど、出掛ける時は靴下履くんや。」母は、私が遠くへ買い物に連れて行く時と、大学病院に行く時だけは靴下を履くそうです。その僅かな靴下を履くタイミングの時に、何故夏物の靴下にそこまでこだわるのか、私にはイマイチ良く理解出来ませんでしたが、これ以上聞いてもきっと理解出来そうに無いので、この会話は終える事にしました。

持参した靴下と夏物衣類を引き出しにしまってから、母を車椅子に乗せて買い物兼お散歩に行きました。お散歩と言っても、母は一歩も歩きません。歩けますが、歩きたがらないのです。

スーパーに着いて、母に
私「お茶買って帰ろうか?」と言いますと
母「ヨーグルトやったら食べてもええのんか?」と聞いてきます。
私「お母さん、ヨーグルト嫌いなんとちゃうの?」今迄母は、私がいくら勧めても頑としてヨーグルトは食べませんでした。そうしたら
母「腹減ったら何でもええんや。」と答えました。母は、今迄はヨーグルトは嫌いで食べませんでしたが、今は間食を禁止されている状況で、そんな事は言っていられなくなり、ヨーグルトを食べる事にしたようです。スーパーで、トリプルアタックヨーグルトとお茶を購入し、施設に戻りました。

母は、居室に戻って早速ヨーグルトを食べて
母「美味しいわ。」と。ペロッと平らげました。
ヨーグルトは、発酵食品で身体にも良いので、これからスーパーに行く時は、一緒に購入しようと思いました。母が、ヘルシーなおやつを食べる様になって、良かったと思いました。

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