第9回幻想パワプロの指名を終えて

幻想パワプロとは

幻想パワプロとは… eBASEBALLパワフルプロ野球2020にて収録されている選手を各プレイヤーでドラフトし、そのチームをオートペナントで回して勝者を決めるという遊びです。(引用元→https://note.com/rollingworld/n/n98c6f0380bf7
細かい説明も上記を参照。

全体講評

過去最も厳しい指名を強いられた。参加者全員の指名が洗練され、今までであれば残っていた選手が回ってこなくなった。加えて野手、特に長距離打者の指名が早く、想定より1巡ずつ早く消えていったためパワーの足りない上位指名となり、カバーのため中位で野手指名を繰り返した結果、まだ多数残っていた質のいい先発を逃すこととなった。自分の指名リストの特性は、投手野手を同じ指標で評価し全選手を順位付けして上から指名していくことにある。そのため市場で特定の層の選手が優先的に消える状況には対応しづらい。今回はその脆弱性が発露してしまう形となった。

1巡目 青柳晃洋 投手 阪神タイガース

G2の1、2巡目指名で野手15人、投手1人が消えたため、残った中で優秀な選手が多いのは当然投手。青柳はその筆頭。頭に毛筆くらいの毛量しかないの意味ではない。
単独指名は美味いが、G1でも入札は野手5人投手3人で、野手全員が長距離砲。実はこの時点でパワーヒッター指名は青柳の前髪のように手遅れになり始めていた。

2巡目 吉川尚輝 内野手 読売ジャイアンツ

2巡目でもサトテル、宮崎と長距離打者が消え、この順位で指名すべき打撃特化野手はいないと判断。守備でプラスが出せる吉川をチョイスした。他候補は戸郷、西、宮城と先発ばかりであり、評価は戸郷>吉川だったが野手が消えすぎており、ここで野手に行かないと後々苦しくなると踏んだ。主軸野手に関しては、まだ2巡目だしあとでなんとかなると楽観的だった。ポジティブポジティブ!ちなみに職業柄、ポジティブと聞くとネガティブな気持ちになる。

陽性

3巡目 高橋宏斗 投手 中日ドラゴンズ

3巡目までに中村奨、菊池、外崎、今宮、中野と二遊間がきちんと指名されたことで多少安心する。なぜなら最悪のシナリオは長距離砲だけが消え続け二遊間が全く指名されず、吉川指名の優位性が消えることだったからだ。根拠はないがおじいちゃん達ならやりかねない。
3巡目候補は投手なら宏斗。宏斗の1つ下の投手は大貫だったが、宏斗とはやや差があった。野手では最上位が長岡で、以下が茂木、西川龍馬、宗の並びだったが、やはり宏斗とはだいぶ差がある。ここは従来の方針通りリストの上からということで宏斗へ。

4巡目 長岡秀樹 内野手 東京ヤクルトスワローズ

戻ってくるまでに西川、大貫が消え、候補は長岡、茂木、田中マー君に。先発3枚目は流石に早いためマー君が候補から外れる。茂木はショート起用のため、同ポジションで守備の長岡に打撃の茂木の選択となった。総合力で長岡が上回ると判断し長岡に。実は長岡より若月のが評価が高かったが、今回の捕手は木下、森友哉、大城ら打てる選手が先に消えるだろうし、キャッチャーC組でも同じく打てる伏見が先に消えるはずと考えて、それらが消えるまでは放置しようと決めた。この辺りで中軸野手を全く取っていないことを指摘され始めるが、守備でプラスを出せているため総合力では問題ないと判断。

5巡目 宗佑磨 内野手 オリックスバファローズ

G2で7人消えるなど本格的に先発が指名され始め、清水昇でリリーフも初登場。キャッチャーの指名も始まり、予想通り打力の高いキャッチャーDの選手が消えた。
5.6巡目ではいい加減中軸を指名しようと考えていたため、中川圭太を第1候補としたがG2で消える。続くグラシアルも3つ手前で消えた。守備面も考慮し、宗とT-岡田のセットで指名を試みたが…

6巡目 奥川泰伸 投手 東京ヤクルトスワローズ

T-岡田が消えた。ウェーバーの左3人が全員サードを空けていたため先に宗を指名したのが裏目に出たか。と思いきや宗も残ったら獲ったとの発言があり、最初からTとの両どりは不可能だった様子。代わりとなる長距離砲を探すが、ここでの指名に相応しい候補はなし。ポランコは候補に上がらず。チャンスFにも関わらず中軸で検証しており打たなかったのが原因。これがのちに同じくチャンスFの清宮の再検証へと繋がる。若月も考えたが、まだ伏見が消えておらず、梅野や炭谷と大きく差をつけられる訳ではないためここではスルー。先発で浮いていた奥川を指名した。

7巡目 清宮幸太郎 内野手 北海道日本ハムファイターズ

ここは若月を狙っていたが、ミニゴ爺さんに直前で奪取された。全くそんな素振りを見せていなかったのに。素振りをする素振り。
ポランコ指名時にチャンスFでも1番固定なら打つことに気づき、清宮が候補に浮上。ミートEパワーBは残った中では破格だったため、迷わず指名。

8 巡目 梅野隆太郎 捕手 阪神タイガース

そろそろ中継ぎの指名をと西武の森脇を準備していたところ、直前でサイキさんが炭谷を指名。捕手は上位層と下位層がはっきり別れる珍しいポジションであり、梅野は上位層最後の選手である。リリーフはまだ代えが効くが捕手は代替選手がおらず、梅野を指名せざるを得ない状況に追い込まれた。後続の指名を完全にコントロールするサイキさん、超能力者か?サイキッカーか?
他の候補としてはマルテ、和田つよぽん、高梨、菅野ら。ディスコードで開催されたさまびと賭博では桑原が最有力だったようだが、ここでは指名候補にすら上がっておらず、むしろ外野ではラオウや今川を見ていた。

9巡目 杉本裕太郎 外野手 オリックスバファローズ

ここの候補はマルテ、桑原、高梨、菅野らだったが全員戦場の露と消えた。清宮はDHで使えばこそ7巡目の選手だが、一塁手としては12.3巡目くらい。にも関わらず同じくDH専のマルテを指名しようとしている辺り、どれだけ追い込まれているかわかる。
投手では和田つよぽんが浮いている状況で、野手ではラオウと今川が同じくらいの評価。リリーフなら森脇。長打を打てるのが清宮しかいないため野手へ。オリックスも日ハムも埋めているためどちらでも良かったが、パワーBに目が眩んでラオウを指名した。我が指名に一片の悔いなし。

10巡目 森脇亮介 投手 西武ライオンズ

9.10巡目指名はラオウ今川-つよぽん森脇で考えていたが、つよぽんが消えたため残った森脇へ。このあとなぜかG2で西武ドミノが起きG1勢が阿鼻叫喚となっていたがこの指名のおかげで高みの見物ができた。愉悦。

11巡目 ロメロ 投手 横浜DeNAベイスターズ

候補は今川、上林、松原、ボー、小園だったが、全員刑場の露と消えた。今回のG2怖い。特に小園が消えたのは衝撃的だった。なぜならサード守備E捕球Eと守備はイマイチで、一見するとDH向きだからだ。G1で自分より前の3人はすでにDHを埋めており、ほぼ確実に残ると高をくくっていたが、逆にこちらの首をくくられてしまった。
改めて用意した候補はサイスニードとロメロ。ほぼ同じくらいの評価であり、横浜が未指名だったのでロメロで準備していたら、直前のミニゴジさんでサイスニードが消えた。老人同士、心が通じ合っている。

12順目 又吉克樹 投手 福岡ソフトバンクホークス

ここはロッテ枠を埋める目的で種市を考えていたが、唯一の全大会参加者、幻想パワプロの生き字引、歩くシーラカンス達一ニキに攫われてしまう。この時代に老いぼれを見たら「生き残り」と思え。代わりの候補は平良と又吉だったが、又吉が浮いていたのとソフトバンク枠を埋めていなかったため又吉を選択した。

達一ニキ近影

13巡目 濱田太貴 外野手 東京ヤクルトスワローズ

広島枠のアンダーソンが筆頭候補だったが、直前で消えたため外野へ。実はここまでライト清宮(守備G)の選択肢を持ち続けていたが、いくら両翼でもギアガの大穴クラスの風穴は厳しいため、普通に守れる外野手として濱田を指名。バレラを外野として指名してサードを枯らす嫌がらせ戦法も視野だったが、これ以上弾道2を増やすのは美学に反するため断念。弾道は高ければ高いほどいい。月に向かって打て。

14巡目 ギッテンス 内野手 東北楽天ゴールデンイーグルス

楽天枠と一塁埋めのため指名。ここは特に他の候補はなし。消えてたら多分アンドリース。
楽天は先発も中継ぎも外野も大した選手が残っておらず、一塁で埋めるより他なし。左腕の多いG1リーグで対左Fは取りたくなかったが、パワーA広角打法の魅力には勝てず。一塁を守備D捕球Dで守れるため守備でも穴にならないのもよし。

15巡目 今村信貴 投手 読売ジャイアンツ

この時点で喫緊の課題は広島枠。中継ぎならフランスア、外野なら松山、野間が候補。松山を獲得し、ラオウ、濱田、松山の守備力がアウトなアウトフィールドを形成しようとするも、白小秋さんに先に取られたためことなきを得る。猫と和解せよ、犬は破壊せよ。
続いてフランスアも消されたため選択肢が野間しかなくなる。自分より右は全員外野指名を終えていたため先に先発へ。

16巡目 野間峻祥 外野手 広島東洋カープ

野間かぁ。野間かぁ……
正直全然評価していなかったが、多くは書くまい。野間に関して私は真に驚くべき罵詈雑言をみつけたが、この余白はそれを書くには狭すぎる。やはり広く待てないポジションは最後に残すべきではないと再確認した。

17巡目 田中靖洋 投手 千葉ロッテマリーンズ

ロッテ枠。以上。

18巡目 森唯斗 投手 福岡ソフトバンクホークス

残ったリリーフから。抑えもできる。影が薄すぎて指名したことも忘れていた。

19巡目 石川慎吾 外野手 読売ジャイアンツ

対左Aのダイナマイト慎吾。野間またはギッテンスとのツープラトン起用として。2人でプリキュア、キュアダイナマイト!

マリンダイナマイト

指名を終えて

当初はプラスを出せる先発や守備型野手を指名するも、市場から長距離砲が枯れ果て、残ったわずかな大砲を繰り上げ指名して先発を逃すという悪い流れに陥った。
やはり変に野手指名に走らず、方針通りの上から指名を貫き、先発4,5番手を先に確保すべきだった。
本番で勝つためには全ての上ブレを引き続ける豪運必須なチーム構成になってしまったが、まあ仕方ない。
次はうまくやるさ。


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