はな

京都に住んでるおじさんです 学生の頃に書いていた詩をまた書き始めてみます

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最近の記事

感覚

静かな夜空を 流れ星がよぎるとき シュッと音がする ような気がする オーロラも 実際に見たら いい匂いが したりするんだろうか やっぱり ミント系の匂いかな まあ 匂いにせよ痛みにせよ 人間は 自分の持っている 感覚器の 性能までしか 感じることはできないわけだけど 誰がそれを作ったんだろ?

    • 大寒波

      凍てつく 夜が 凍り付く 月が ダイヤモンドのように 冷たい空気に 浸食される すぐに この町も 雪に征服されるだろう

      • お天気

        冬はつとめて なんて言っていたが 寒い朝はつらい 子供のころは もっと寒かったような気がするが 郷愁ってやつなんだろうか 温暖化とか地震とか もっと科学が発展して お天気さえも コントロールできたらいいのに まあでも そうなったら 敵国を雨ばっかりにしたり 晴ればっかりにしたりして 今より面倒くさいことに なるのかな?

        • 三日月

          創作意欲がわかないので AIに詩を書かせてみた なかなかに良い詩を書くので うまい詩だなというと どういたしましてと言う 映画だとこういうやつが 僕らに反乱して 支配者に代わろうとする でも よく考えてみたら そんなことをしても こいつらには 何のメリットもなさそうだ 生きていないともいえるし 永遠に生きているともいえるし 試しに いい夜だな といったら 月がきれいですね と答えた

          覚書

          引き寄せの法則には 一つだけ決まりがあって まいた種しか 刈り取ることができない まかなかったものからは 何も得ることはない それは 因果応報という手段しか 取ることはできない それが この世の理のようだ

          言葉

          電車の中で 高校生が ヘモグロビンとか アミラーゼとか 試験前の会話をしていた 体とか薬とかの 外来語は なんだか おかしな響きがする ドーパミンとか セロトニンとか 感覚的には ジョセフィーヌとか ナスターシャとか そういう傾向かな イランは 昔のペルシャだと 最近知った ペルシャのほうが ずっと良い名前のように思うんだけど 歴史があるんだろうな そういえば 昔 秋田のお客さんに ボロクソ言われたときに こんなもの使えにゃい と言われたときは 可愛いなと思っ

          秋の朝

          寒いので なかなか布団から出れない もう一人の自分が すでに布団を出て 仕事に向かっている 引きこもりって こういうところから 始まるんだろうな ほんの小さなことが 日々積み重ねられて やがて大きな差になる そんなことを思いながら いそいそと布団を出る こんな日は 一人じゃないって 本当にありがたいと思う

          吐息

          秋の夜 静かにふける 冷たい空気 何かがいるような そんな夜 見えない存在が いてくれたほうが いいような いないほうが いいような 見えてる自分のことも わからないまま 相変わらず生きている 歩いてきた道も これから行く道も 誰かが見ているような 見ていないような そんな夜

          北風と服

          寒いので パッチを履いた 更に寒いので 手袋も着けた マフラーもして 今日はニットの帽子を どうしようか迷っている この調子で 毎日服を増やしていったら 2月には 何枚着ることになるんだろう 服を着るだけで 寒いのが 嘘のようになる 服は本当に ありがたい

          北風と服

          勝負

          阪神が優勝した 前回の日本一の時 友達と夜の街をうろうろしたら 知らない飲み屋で 一杯おごってもらった 勝つ人がいれば 負ける人もいる フェアだったり アンフェアだったり 人はつくづく 競い合うのが好きだ 僕らはそのほとんどが 歴史に残らない まあでも それを嘆くことはない 勝っても負けても 楽しんだもの勝ちだ

          復活

          今日は 意味もなく 頭の中を Resurrectionという言葉が 駆け巡った なんだろ 自分以外の者が 自分に対して 何か入力しているのだろうか 外はいよいよ 冬に入ろうとしているのに この年になっても 未だに自分が何なのか さっぱりわからないでいる なんかの エラーかな?

          秋雨

          秋の雨 昨日まで 暑かった日々が 冷たい雨にかき消される 気温が記憶を塗り替える こういう日は そもそも 過去が 本当のことだったのか わからなくなる 雨宿りしているスズメは 昨日のことを どう思っているのだろう しとしとと ただ 雨が降る

          未来企業

          偉そうな上司を見ながら 管理職を ロボットかAIにしたらいいのに と思った ロボ課長 AI社長 シンギュラリティ とかいうけど 目の前の課長よりは ずっとましだと思うんだ

          未来企業

          退職祝い

          また若い人が さようならと言った 世間はわからないが 僕の周りは転職ラッシュだ ○ズリーチで キャリア診断してるうちに 魅力的な条件を見つけたのだろうか 今日辞めていった子は ワーキングホリデーとかで オーストラリアに行くんだそうな ほんまかいな 長く勤めていると 自己都合でやめていく人を 送り出すのは なんだか嘘っぽいなあ 先日定年退職した人も 泣いてたもんな 退職イベントは 結局その人だけのイベント 残る人 去る人 それぞれの人生

          退職祝い

          趣味

          なんか惰性で サックスを習っていたけど 結構長くなったので ちょっと良い楽器に変えてみた そしたら先生が もうすぐここをやめます とか言ったので ひっくりかえってしまった こういうの 青天の霹靂って言うんだろうな みんな事情があるもんな でもこの展開は予想してなかったな 人生には そういう予想外のイベントが 時々ふりかかる

          巡行

          祇園祭に行ってきた 暑い うだるような暑さだ 外国人も見ている なんだかよくわからない 山鉾を みんなで見ている 人が多い 祭りはそういうものだ 暑苦しいと嘆くのに 人は人が集まるところに 集まってくる 行列が行列を作る コロナが収まったら 地球が更に熱くなっていくようだ 疫病と一緒に 暑さも連れ去ってほしい