【タイトジャンクション】な免疫機能
免疫と言えば「白血球」や「マクロファージ」、「t細胞」など侵入した異物を攻撃するものがイメージされがちです。
しかし未然にウイルスなどのよそ者を身体の中に入れない構造自体も免疫と呼ばれています。
それが【タイトジャンクション】です。
〈タイトジャンクションとは?〉
タイトジャンクションとは
細胞同士が隙間なく密に並んでいる
ことを言います。細胞は元々1つずつがバラバラな組織ですが「コラーゲン」という体内タンパク質をセメントとして使い、互いが密に並んでいます。
またその上からもう1層上塗りをして細胞同士の結合を密にする組織があります。
それが「粘膜」と言われるものです。
このコラーゲンと粘膜が不足することなく存在していることで人の細菌感染に対する1次防衛ラインが成り立っています。
〈栄養の偏りは防衛機能の破綻〉
しかし栄養不足や食物の偏りがあるとこの防衛機能は破綻します。
コラーゲンは元々タンパク質とビタミン、鉄分から作られる複合物です。これらの栄養素が不足すると勿論作られる量が少なくなります。
また粘膜もビタミンの補助を受けて各組織から分泌されるます。そのためビタミンの不足により粘膜を健康に保つことが出来なくなります。
コラーゲンによる細胞の結合、粘膜による上塗りが無くなると細胞同士の間には隙間が出来てしまいウイルスの侵入を許してしまいます。
それはまるで玄関扉が開けっ放しのお家、もしくはチェーンのかかっていない駐車場のように出入りが自由になってしまうわけです。
〈腸がウイルス感染の最先端に〉
このウイルスが出入り自由な状況は「小腸」や「大腸」で起きる可能性が大いにあります。
小腸はガスの溜まりすぎにより膨れ上がると細胞同士の結合が緩くなります。
これはSIBO(小腸内細菌増化症)と言われる1つの身体異常が原因です。SIBOになることで細胞間の結合が緩くなりウイルス感染のリスクが高まります。
大腸では栄養素の不足が原因になります。
大腸の腸内細菌は多糖類を餌にして活動しています。その多糖類が供給されなくなると「食糧難」に陥り、別のものを餌として利用し始めます。それは「粘膜」です。
粘膜にはタンパク質と糖類が含まれるため腸内細菌は餌が無くなるとその粘膜を餌にして生きようとします。
粘膜が餌にされるということは上塗りが無くなりウイルスの侵入を容易にしてしまうことを意味します。
これらの異常が発生することでタイトジャンクションは配列を保てなくなり、健康状態は破綻します。
〈タイトジャンクションが免疫の1部を担う〉
タイトジャンクションが正常に保たれていることにより人間はウイルスと隔別され健康な生活を営めます。
この構造を維持するためには「バランスの取れた栄養」が重要になります。
ご飯をもりもり食べて体力をつけるだけでは行けません。食物繊維やビタミン、ミネラルを十分に摂取し、身体構造を強化することが免疫力の増加に繋がります。
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