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【プレバイオティクス】有益な食物成分

こんばんわ皆様🌃
今回は【プレバイオティクス】に付いてお話したいと思います。
最後までお付き合いくださいm(_ _)m


プレバイオティクスとは?

 はじめに皆様は【プレバイオティクス】という言葉を聞いたことがありますか?似た言葉で【プロバイオティクス】という言葉があります。プロバイオティクスとは
 
 (適切量を摂取することで身体に良い働きをする生きた微生物)

のことを言います。簡単に言うと有用菌と言われるものです。それに対してプレバイオティクスというのは

 (微生物ではないが善玉菌の働きを促すことが目的の食品類)

のことを言います。

プレバイオティクスの図
プロバイオティクスの図

○(プロバイオティクス)と(プレバイオティクス)

プロバイオティクスと呼ばれる有用菌には

・ビフィズス菌
・フィーカリ・バクテリウム菌
・ラクトバチルス菌

などがあります。どの細菌も短鎖脂肪酸を作り出す、善玉菌の活性を促進する、腸の運動を活発にするなどの働きをを持ちます。

 プレバイオティクスと呼ばれる食品成分は主に【多糖類】を指します。多糖類とは単糖類(グルコース、フルクトースなど)が直鎖状にいくつも繋がった糖類のことを言います。

 そのほとんどが野菜などの食物繊維から分離して抽出された成分で

イヌリン
・フラクトオリゴ糖

などがあります。

○プレバイオティクスの目的

 プレバイオティクスに求められることは

常在している腸内細菌を活性化

することです。活性化とは一言で言うと元気にすることです💪何故に活性化するかというと(ご飯を与えられた)からです。ですからプレバイオティクスは腸内細菌のごはん🍚にあたります。

 私達のエネルギーになるのはブドウ糖や果糖といった【単糖類】です。食べたものは消化液により単糖類に分解されそのまま身体に吸収されます。

 大部分が身体に吸収されてしまうため、腸内細菌に行き着くエネルギーは僅かしかありません。つまり食糧不足に陥るわけです(^_^;)

 そこで腸内細菌に届くエネルギーがプレバイオティクスの多糖類です。多糖類が腸に行くつくことで腸内細菌が活発に働くための餌になるわけです。

○なぜ多糖類は分解されない?

 先程も言ったように多糖類は単糖類が無数に繋がったものです。では何故他の単糖類同様、身体に吸収されないのでしょうか?それは

 人間が多糖類という構造を解読できないから

です。人間の身体は単糖類をエネルギーとしているため、単糖類だけが通れる入り口(チャネル)が存在します。そのため入り口を通れるように口から入ったものを消化液で分解(解読)します。

解読する図

 消化液で消化、分解された食べ物は見た目はドロドロで溶けて見えますが、実際に行われていることは食べ物と言う(知恵の輪)を消化液という(解読人)が1つ1つ解錠してバラバラにしていくイメージです。

 そしてバラバラの単糖類として別れたあと入り口から身体に入り込みエネルギーとして使われるわけです❢

 しかし多糖類は消化液の影響を受けません。その理由は多糖類の結合は人には溶けない難解な問題だからです!

次の投稿でさらに詳しくお話したいと思います!
本日も最後までご覧いただきありがとうございましたm(_ _)m

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