高食物繊維の食事を目指す
読んだ。
著者は肥満大国アメリカの医師。果糖の取り過ぎこそ肥満増加の最大の原因として、その依存性や脂肪に変わるメカニズムなどを詳述しており、果糖を「毒」と断じている。
本書中で「果糖中毒の解毒剤」として挙げられているのが次の2つ。
食物繊維
1日15分の運動
ちょうど食生活を改善したいと考えていたので、食物繊維に注目した。具体的にどう良いのか。
果糖を吸収する速さを緩やかにして血糖値の急上昇を防ぐ
悪玉コレステロールのレベルを下げる
満腹感を早くもたらす
脂肪の吸収を遅くする
腸内細菌の餌になる
食物繊維は、厚生労働省策定の『日本人の食事摂取基準(2020 年版)』でも高く評価されている。
わたしは太っているわけではない(BMIは19.3)けれど、甘いものが大好きだ。甘いものはやめられない。甘いものはやめられないのだ。甘いものをやめずに可能な範囲で食事を見直したい。そこで食物繊維を積極的に摂ることにする。ある日に実際食べた食物を紹介しよう。
朝食
朝食は今まで食べていなかったけれど、本書に食べた方が良いとあったのでプンパーニッケルを1枚食べるようにする。
プンパーニッケルは本書で「好きなだけ食べてOK」な食品として挙げられている。栄養成分表示によると、100g当たりの食物繊維は11.0g。内容量は500gで9枚切りなので、1枚当たり6.1gとなる。
味は好みが分かれるようだ。わたしの場合、美味しいとは思わないけれど許容範囲内。本書を知るきっかけとなった骨しゃぶり氏も毎日食べているようなので、まずいとは思っていないだろう。
一方、はっきり「ま、ま、ま、まずーーーーーーーーい!!」と言う人もいる。
そんなにまずいだろうか。わたしは毎朝何もつけずに食べているのだけれど。
昼食
ミックスナッツ35g、以上。
仕事の日の昼食はカロリーメイトブロックバニラ味(80g)で済ませていた。それをミックスナッツに置き換える。アーモンド、くるみ、カシューナッツ、マカダミアナッツはいずれも「好きなだけ食べてOK」。残念ながら、この商品には食物繊維量の記載がなく、炭水化物7.0g(1袋当たり)とだけ書かれている。
飲み物
仕事の日は水しか飲まない。職場にウォーターサーバーが設置されているので。
休日の行政書士講座では「紅茶花伝ロイヤルミルクティー」を飲んでいたけれど、ルイボスティーに切り替えた。
夕食
プンパーニッケル3枚を「『冷え知らず』さんの生姜参鶏湯」に入れて食べる。これはプンパーニッケルを食べやすくするためで、生姜参鶏湯が高食物繊維というわけではない。食物繊維量の記載すらない。
あとはファミリーマートで買ったもの。
この日一日の摂取食物繊維量は次のとおり。
6.1+6.1×3+1.3+6.3+4.3+2.5+2.4=41.2
前記の『日本人の食事摂取基準(2020 年版)』によると、日本人の食物繊維目標量(g/日)は、18~64歳の男性で21以上、15~64歳の女性で18以上とされている。これを大きく上回っているので、なかなかのものではないだろうか。
この調子で高食物繊維の食事を心がけていきたい。
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