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東から西への途上

朝、皆さんが活動しはじめるころ、わたしは眠りが足りなくて、朝日が眩しく、目をよく開けられないまま歩いていた。
虹を見た。
「あんな虹ははじめて見ました」と誰かに言った。
わたしの頭上を通って、歩いてきた東と、歩いてゆく西を、虹の弧がつないでいた。
前方西の虹は淡く、後方東の虹ははっきりしていて、虹の元に雲と翼?が見えた。

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