会話を盛り上げたい時の攻略術

お仕事においても色んな人間関係においても、人同士において会話が盛り上がればそれに越したことはありません

もし会話が盛り上がれば、お互いに理解が深まって「この人はなんだか楽しい人だな」と思ってもらえれば、少なくともマイナスに働くことは少ないでしょう
今回はそんな会話において僕が体験した上での攻略術を書いていきます

挨拶の仕方や礼儀作法的なものではなく、普段の日常から役に立ちやすいことだと思うので、もし良ければ読んでお役に立てれば幸いです

①話の振り方について
あの人に話しかけたいけど何を話していいか分からない、そんな悩みはみんなが持つものだと思います。
僕はそんな時、周りの小道具や自分の体験を話しています
そして+αで相手を褒める言葉やいい言葉を選ぶとより優れた会話の振り方になりやすいですね


「その腕時計、なんだかカッコいいですね!どこで買われたんですか?」
「こないだ久しぶりに外食してとても美味しい店を見つけたんです。あなたは最近、どこか外食などはされましたか?」

などの話題の振り方が代表と言えるでしょう
相手のチョイスを褒めたり自分の情報を少し話して相手にも振ると、比較的会話が進みやすいです


「その腕時計、どこで買われたんですか?」
「あなたは最近、外食などしましたか?」

という感じで話題を振ると(なんだか詰問されてるみたいだな)という認識を与えてしまいます
『大事な目標』としてあなたと会話を盛り上げたい、一緒に過ごす時間を有意義にしたい、という気持ちが伝わりにくくなってしまいます

そして先日実際にあったものでは「変に知ったかぶりをせず、知らなければ逆に質問する」というのも有効です
具体的に見ていきましょう

「こないだ○○という本を読んだんです、あなたは知ってますか?」
「えーと、名前だけは・・・」
「そうなんですか、すごく面白いですよ」
「うーん、また機会があれば読んでみます」

これだとやはり盛り上がりに欠けてしまいます
反応をもう少し良くしてみましょう

「こないだ○○という本を読んだんです、あなたは知ってますか?」
「いや、ちょっと知らなくて。どんなお話なんですか?」
「ビジネス書なんだけど、固苦しくなくて読みやすいんです。学生でも分かりやすいですよ」
「知らなかったけど面白そうですね!僕も読んでみたいです!」

いかがでしょうか?
あなたの話に興味がある、知らなかったけど興味を持ったんだ、というニュアンスが少し深い感じがあります
今回は本を話題にしましたが、話題自体はなんでも構いません

「美味しそうな缶コーヒーですね、まだ飲んだことなかったけどどこで買われたんですか?」など、なんでもオーケー
会話を盛り上げたい時に使ってみましょう

②話の受け方について
会話を振った、もしくは相手から振ってもらえた、そしたら次にはそれを上手く返したり受け止めることが出来れば、より次のステップに進みやすいです

話を盛り上げたい時には「単語や直接的な返事のみで返さず、相手が返しやすいように返す」という風にするのが良いと思われます

「はい、あの店で買いました」「そうですね」などで返しても(・・・)で終わるだけです
もし会話の対象の人と仲を深めたいなら、そのような返事は好ましくありません

逆に「よく気がついてくれました!こないだ奮発してあの店で買ってみたんです」
「そうなんですよ。少しそのことで悩んでて、どう思われますか?」という風に伝えてみるのはどうでしょう?

先程の返答より会話が弾みやすくなるはずです


「こないだ好物のしゃぶしゃぶを家族で食べてね。○○くんは好きな食べ物ってある?」
「好きな食べ物ですか?僕はカニ料理が好きですよ!」
「へぇ〜、カニ料理とは豪勢だね!それならカニしゃぶとかはどう?」
「わぁ〜美味しそう!まだちょっと食べたことはないけど、今度食べてみたいです!」

今までの話を少しまとめると上記のような会話な感じになります
文書にすると少しわざとらしさがありますが、実際にはこれに加えて表情があったり声のトーン等があるので、そうした違和感もさほど気にならないと思います

いかがでしたでしょうか?
「自分は多く話すタイプではない」という方や「僕はちゃんとやってますよ!」という方でも、少し意外なものがあったかもしれません

大事なのは会話というものは相手ありきだということ、多く話せば(自分の好き勝手話せば)正解ではないということ、あなたと仲良くなりたい(一緒に過ごす時間を良くしたい)という認識を持つことです

そうして考えると会話の前にはある程度の準備が必要になります
会話自体の話題ももちろんそうですが、相手のことを知ったり好きそうな返事を考えたり、そうした前準備をすることでより良い関係を築きやすくなります

準備で失敗(もしくはなんの備えもしない)することは、失敗を準備することと一緒です


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