見出し画像

味のしない溶けたチョコレート

頭から離れない言葉たまにあると思う
誰かに言われたとか、広告が目に留まったとか、よく聞くようになったとか
頭に残っているだけならまだ良いけど、独り言で言っちゃうとか書いてる小説に出てきたりとかしたらその言葉に取り憑かれてる判定にしている。

そして私はいつぞやからか自分の中から出てきた言葉に取り憑かれ続けている。

言葉は変われど自分で作った造語みたいなものがなんの前触れもなく思考に張り付いて離れなくなる
きっかけも原因も不明だし、出てきてから消えるまでの期間も侵食の度合いも全然違う、文字通り言葉に取り憑かれている。

今は「味がしない」または「味のしない」
少し前は「溶けたチョコレート」
この二つは特に色濃く残っている

覚えてる限り書き出してみようか……(時系列順)
「いちごのチョコレート」
「溶けたチョコレート」
「行かなきゃ」
「君の探し物はこれ?」
「強い女の子」
「魔法が死んだ」
「愛してる」
「誰かがやらなきゃいけない誰もやりたがらない仕事」
「地獄の底で流れてる歌」
「許しはしない」
「スチームパンク」
「バカめ」
「味がしない」

書き出してみたが…語彙の流行りみたいなもんだろうか、とりあえず今はナンセンス語録と名付けておこう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?