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KAKUMARUSA立ち上げ

出雲の主人、大谷に惚れ込むのは世界中の美食家だけではない。彼の料理や人柄はまた多くの料理人にも愛されている。年齢や経歴など関係なく。

トップの画像は彼に惚れ込んだ60代のイタリア人シェフが名古屋に来て、佐藤醸造で味噌ほりをしているところである。60代になってもなお大谷の調理技術や調味料の選び方、使い方を学ぼうとする姿勢は尊敬に値する。他にも様々な外国人シェフやレストラン関係者が大谷の紹介で蔵の見学に来て、製法を体験した。

蔵見学

そこで皆が口を揃えて言うのが、ここ(佐藤醸造)の製品は「質のいい暖かさ」が感じられる、というものであった。

規模は大きくないかもしれないが、家族経営で丁寧に作り、味を守り、そして時代とともに進化させていく。そうしてできた調味料を外国人は高く評価する。

一方で現在海外で簡単に入手可能な日本の調味料は、流通の問題や知名度の問題もあってごく一部のブランドに限られている。家庭で使う分にはそれでも良いのかもしれないが、大谷の周りにいる料理人はそれでは満足できない。よりよい調味料があれば彼らの料理の幅が広がることは間違いない。海外のプロが使いたくなる調味料を開発しようということで、2020年6月、大谷と佐藤醸造がKAKUMARUSA(カクマルサ)を立ち上げた。

これまでに開発したのは「生たまり」「濃口醤油」そしてふぐ鍋に同梱した「生青唐辛子入りぽん酢」の3品。そして現在開発中の調味料がいくつか。

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海外のプロはもちろん、みなさんが家庭で使っていただいても楽しめる調味料です。今後順次サイトで販売していきますので、よろしければぜひお試しください。



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