ココアで健康に? ハイカカオココアの味をグラフで見る!
ココアの原料は何か知っていますか?
実はチョコレートと同じ、カカオ豆を原料とする食品です。
カカオ豆を焙煎してすりつぶし、カカオマスなどと呼ばれるペーストにします。
その後、脂肪分を除いて粉末にしたものがココア。ペーストに香料や糖分などを加え、固形にしたものがチョコレートです。
ココアにはカカオポリフェノールを始めとしてさまざまな栄養成分が含まれており、動脈硬化や肥満の予防、血流の促進、冷え・むくみの解消などいろいろな健康効果が期待できます。
今回は、機能性を訴求したハイカカオココアに注目。健康効果が期待できるココアはおいしいのか? 味わいを分析しました!
調製ココアの代表商品として「森永製菓ミルクココア」を基準にし、ミルクココアとハイカカオココアの味わいをそれぞれ分析、比較します。
ココアの「カカオ感」と「濃さ」
カカオ分が多いハイカカオと謳った3品は、その名の通りカカオ感が強くなっています。また、ハイカカオココアはミルクココアより濃厚な商品が多い傾向にあることがわかりました。
「バンホーテンミルクココア」はカカオ感が強く、ミルクココアながらハイカカオココアに近い味わいと考えられます!
一方、「ブレンディスティック ココア・オレ ポリフェノールリッチ」と「セノビックミルクココア味」は、「森永製菓ミルクココア」と同程度のカカオ感で、濃さに違いが現れました。
バンホーテンココアとハイカカオココアの味の違い
同じバンホーテンのミルクココアとハイカカオココアを比較して、詳しく見てみます。(基準は森永ミルクココア)
どちらもカカオ感が強く、まろやかで濃厚な味という点は共通した特徴と言えます。
大きく異なっているのは甘さと余韻でした。
「バンホーテンミルクココア」は甘さが強く、余韻が控えめ。後味がすっきりとしていると考えられます。後に残らない味わいは次の一口も飲みやすく、ごくごくと飲める味わいになっているでしょう。
一方の「バンホーテンハイカカオ72%」は甘さが控えめながら、余韻が残る味バランスになっています。じっくりと味わいを楽しめるココアになっているようです。
まとめ
ハイカカオココアはカカオ感が強く濃厚であり、インパクトのある味が特徴でした。甘さは控えめになっているため、ビターな味わいを好む人にとって飲みやすいバランスになっているでしょう。
寒さが厳しくなるこれからの時期、健康効果が期待できる温かいココアを日々の習慣にしてみてはいかがでしょうか。