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デザインに触れて思うこと-Monster Academia体験授業参加の記録①-

先日、Monster Academiaという会社様が主催しているデザインに関するオンライン授業に4日間参加してきました。


結論から言うと、

この4日間の体験授業は、私の「世界の見方」を変えてくれた、と実感しています。

この感動をこのまま風化させてしまいたくないな、と思い、
デザインを学び始めたことが与えてくれた感動や気づき、変化をnoteに残すことを決めました。

少し長くなりそうなので、いくつかに分けて投稿していきたいと思います。


デザインを勉強してみたいけど、なかなか一歩を踏み出せない人、

デザインっておしゃれな人がおしゃれなものを生み出すための専門テクニックでしょ?と一線を引いている人、

日常に刺激が欲しい人、

とにかくどんな人でも、「デザイン」という言葉に何か引っかかりを感じた人は、読んでみていただけると幸いです。




1.  「なんか」を具体化することで知る、本当の自分


授業の中では、ひたすらに「言語化しよう」と言われます。

自分が好きなもの、

いいなと感じたもの、

おしゃれだと思ったもの、

それらについて「なぜそう思うのか?」を言葉で説明してみよう、と言われます。


その瞬間、

これまで成立していた「なんかいいよね」という世界線が崩壊しました。
(私の居心地の良い「ぬるま湯世界」を、よくも...)

「なんか」の部分を「○○が」という具体的なものに変換しなくてはいけません。



そうするとどうでしょう。



その対象をじっくりと観察するようになるんです。

私が感じた「なんか」はどこにあるのだろうか?と、

対象を舐め回すように見回し、

なぜか執拗に触ってみたり、

ちょっと遠くから俯瞰してみたり。


そうすると、少しずつ「いいな」のカケラが見つかってきます。

「この色好きかも」
「この触り心地が好きかも」
「遠くから見た時に目に留まるんだよな」


ようやく「なんか」具体化の糸口を見つけました。

この糸を離してしまわないように、さらに自分に問いかけます。

「なぜこの色が好きなの?」
「この触り心地をどんな風に感じる?」
「最初にどこが目についた?」


すると、自分がその対象からどんなことを感じ取っていたのかということが、「言葉」という形で見えてきます。

「この色は優しくて、見ていると自分の心が温かくなるんだよね」
「ところどころザラザラしているのが、刺激的で面白いな」
「あの真ん中のビビッドな黄色にドキドキして、ワクワクするんだ」


ここまで辿りつくと、
自分がどんな色・形に惹かれるのか、
今の自分がどんなものを求めているのか、
自分の興味を強く引く刺激は何か、に改めて気付かされるのです。


いままで「なんか」で済ませていたふんわりしたものが、急に具体的な形で現れてきました。

この変化、些細なものに見えるかもしれませんが、
やってみると本当に感動します。


と同時に、この変化を通して「自分」という存在も前より具体的になった、と感じられるのです。

「自分はこういう風な空間が心地いいんだ」
「今はこういうものを求めているんだ」


そういう傾向や嗜好が、感情下ではなく、意識下で理解され始めるのです。


これはしめたもので、

意識下で理解できるということは、
今後何かを選ぶ時、その基準と照らし合わせることもできるので、
より正確に「自分が求めているもの」を選択できる確率が上がることに繋がると思うのです。
また、その再現性も上がると予想できます。



そういった意味で、タイトルの通り、
「言語化」することは「自分を知ること」にもつながると考えました。


もちろん全てを「言語化」するのが良いとは思っていなくて、

「なんか」の世界線の素晴らしさも、これまで生きてきたなかで十分に実感しています。


つまり、この二つを使い分けられたら、最強だと思いませんか?


はっきりさせること。
曖昧にしておくこと。


この二つは、生きていく上でも使い分けがとても大切だと感じています。


結論。

今回デザインを学び始めたことで、
私は「はっきりさせること」の手段の一つ「言語化」という武器を手に入れました。(タラララッタラ〜♪)
 ※まだこの武器は完全体ではないので、「手に入れかけています」が正しいかもしれません...

そして結果として「自分を知る」ための手段も手に入れたのです。
このことが、デザインを学び始めたことで生まれた変化の一つです。


みなさんも、私と一緒に「最強」を目指しませんか?

「最強」になるための武器の一つ、「言語化」を手に入れて。

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