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【映画】スパイダーマン(トビー・マグワイア版) 《暗躍するMJ》

現在公開中の「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」のために、過去作のトビー・マグワイア版スパイダーマンを視聴。

過去に観たことはあったのですが、改めて観た上での感想を書こうと思います。

幼くして両親を失ったピーターは、大学進学と同級生のメリー・ジェーンへの恋に悩む普通の高校3年生。だがある日、遺伝子を組み替えた特殊なクモに偶然噛まれたことから、超人的な能力を身につける。愛する者たちを守るために、ヒーローとなる宿命を背負ったピーター=スパイダーマンの戦いが今、始まる!

ソニー・ピクチャーズ公式サイトより引用

アメリカンでドラマチック

全体的な印象としては、展開が明瞭で、わかりやすいなということ。
微妙な心情を描くとか、そういうのはない。いかにもアメリカンでいかにも漫画、という感じ。
なお、勝手なアメリカンな印象です。

嫉妬、コンプレックス、恨み、怒り、憎しみ、後悔など、意外と暗い感情が物語全体を彩っているのも意外な点。
なんか昼ドラみたい。
そんなところが、わかりやすく、漫画的。

そういう感情も人を動かす大きな原動力だと思うので、全体的にドラマチックにはなりやすく、退屈のしない面白い映画だと思います。

個人的にはトムホ版、アンドリュー版とかの方が好きですけどね。ドロドロ感がなくて。

ヒロインこそが恐ろしい

そして、絶対に触れておかなくてはいけないのが、ヒロイン、MJ(メリー・ジェーン)!

こんなヒロイン、観たことない…。

服装が無駄にエロく、本作のお色気担当です。
無駄に雨に濡れて服が張り付いたり、薄着だったりする。まぁでもそこまではまだいい。

そんなエロを振り撒きながら、積極的に男を乗り換えようという奔放さがすごい。

作中でも、あれよあれよという間に、計4人の男を好きになります。ちなみに、本人に悪気は全くない。だから恐ろしいんです。

このあと、この映画は3まで続きます。
もしもこのペースでMJが奔放でい続ければ、終わるまでには計12人を好きになることになる…!
恐ろしい。


親愛なる隣人として、大いなる力を持つ者の責任と対峙し、悩みながらも戦う主人公と、その裏で、あまり深く考えずに、すぐに人を好きになったり別れたりしながら主人公その他周辺の人達の気持ちと人間関係を掻き乱す移り気のヒロイン。

この主人公とヒロインの落差よ…。

スパイダーマンが守りたいヒロインとして、もう少し思慮深い人の方がいいのでは…と思わずにはいられない。 

まとめ

MJという最大のツッコミポイントがまた本作の幅を広げてくれています。この後のシリーズでも、スパイダーマンの活躍の裏で、MJの活躍も気になってくることでしょう。

さて、次は2ですね。

(トップ画像はソニー・ピクチャーズから引用)

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