「やさしい住まいをこの手でつくりたい」ー草間晃のロードマップ(草案)

小学生のころ、自宅が新築される機会がありました。それにともなって両親とあれこれ考えていたのが「家づくり」に目覚めたきっかけでした。
母親が買ってくる「住まいの設計」を一緒に読んだり、「建もの探訪」をみたり、ハウスメーカーの打ち合わせにくっついていったり。
方眼ノートに間取りをパズルのごとくグリグリかいては両親にみせ、いろんなパターンについて考える遊びが楽しかったイメージがあります。
新しい家を考えるのって楽しいんだなというワクワク感とは裏腹に、これまで住んでいた自宅が取り壊されるということが悲しくてしょうがなくて、実際に解体されていくのをみて号泣、写真に残そうとしていっぱいシャッターを切ったのにフィルムが入ってなくて大号泣w。思い出が消失する経験がその後の「直す」志向にも影響しているかもしれません。
この頃から建築を目指すようになり、中学の卒業文集には「家関係の仕事をする」と書いてました。

新築の住宅設計を経験、木を刻む職人技に触れつつ、建築業界ではごく少数派になってしまった「棟梁」型の家のつくり方に憧れ、邁進しております。
工務店のよさ、ハウスメーカーのよさ、設計事務所のよさ、家づくりに色んなやり方が用意されている現代は恵まれていると思います。
家づくりの専門職として誰も説明してくれない初歩的なことからツウな見方まで紹介して行きたいと思います。

つづく

大前提と方針① 住まいづくりは大金がかかる
大前提と方針② 住まいづくりの進め方は「指針」が大切
大前提と方針③ 住まいには社会的責任もかかってくる

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