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エルフ 雑記 

 いつもの。MTGに2ヶ月触らず、エルフに至っては4ヶ月程触らずにいたらいつの間にか知らないパックが2つ出ていました。
 環境の影響でメインのオークは減ったものの、青黒リアニ爆増、追う形で青黒に強いデッキが多いらしいと聞いた上でデッキ組んだらリスト乗ったので記念に。

 構築するにあたって気をつけた事は青黒リアニをどうするかとリアニに強く出てくるデッキをどうするか。
 前者は悲嘆再活性のリソース縛りの後のカエルのリソース差と納墓再活性のファッティ、後者は青黒にそこそこ強く、かつレガシー環境で戦えるデッキにどうエルフで戦うかが問題となりました。
 後者のデッキに対してはグリンパスイラクサ遺産のコンボが相変わらず強く出られるので採用しました。オークの弓使いがメインから減っているのも加点ポイント。問題は前者で、どれだけグリンパスでリソースを回復しようにも、悲嘆再活性の前には手札にエルフを貯めながら最低限の展開をしつつtopグリンパスをする(この間に相手のカエルの毎ターン1ドローを耐えながら納墓再活性が来ない事を祈る)、もしくはグリストの忠誠値を高く保ちながら盤面にエルフを展開するという無理難題がありました。
 その為、青黒系のデッキ相手にはサイド後からデッキの中身を強くして戦うというアプローチに変更しました。
 イメージとしては職工エルフに近いイメージ。グリンパスエルフとナドゥエルフは盤面にマナクリ展開する過程でグリンパスとナドゥの効果でマナクリ1枚1枚にリソース回復効果を付与し、1枚手札を使う=1枚の展開を無視して来たのですが、悲嘆再活性の前では複数枚のシナジーを合わせてのリソース回復は見込めないので、1枚が強いカードで戦う事としました。
 結果、抜ける候補となったのがアロサウルス飼いとなりました。青相手に無類の強さを誇るオリカなのですが、他のエルフがいなければただの1/1であり、青黒相手には相手のカウンターを止められるだけで、結局カエルのリソース差からこちらのエルフが削られ、アロサウルス飼いの起動型能力が使い辛くなる事から1枚まで減らしました。
 最低でも1枚は必要かと考えています。虫と並べると対青相手には滅法強いので。
 代わりに採用されたのがエルフの開墾者。グリンパス下であっても1マナのエルフな為マナの問題はない事、青黒相手には先手1ターン目の動きとしてはマスカン対象な事、通った場合であっても2ターン目にエルフを展開せずとも土地セットエンドを狙え、手札を温存出来る点から採用しました。後手の動きとしては微妙ですが、対コンボ相手に後手なので割り切りました。サイド後頑張りましょう。
 樺の知識のレインジャーは対クロパには強いので採用した方が良いと思います。私のリストにはサイド後ソープロ衰微があるので特に。色マナの供給配分に自信があるのであればラノエル系でも問題ありません。ハーフリングは種族と出すマナの関係上微妙。
 土地枚数は+1枚の20枚は欲しい印象でした。フェッチかbayouが理想。アーバーの2枚目はtopして嬉しい時があまりなかったので1枚で充分。
 グリストは2枚目が欲しいシーンが多々ありました。サイド後除去と開墾者、ホガークで盤面をコントロールするので毎ターン肉を供給しつつ除去も狙える理想的な1枚ですが、枠がなかったです。ANTやカーンフォージ系のコンボはほぼいないと思いましたが、万が一踏んだ場合先手コンボゲーになる可能性があるのでアウフはサイド後抜けず。

 サイドカードの話になります。ソープロは青黒リアニのファッティ用。黒の除去ではいずれまたリアニメイトされるので、根本的な解決になっていない事からの採用。4は過多な気がします。
 サージカル3、忍耐2は墓地対策。忍耐は素出しがカエルとタミヨウに強くて○。サージカルは青黒リアニ相手に後手になった時の緊急用。黒力線は黒力線マリガンした後に悲嘆されるだけで負けうるので不採用としました。
 衰微。カエル用。たまに出てくる僧侶や置物にも刺さるので○。グリデル系のクロパにも試合を後ろに持っていけるカードなので更に強く出られます。
 アウフ。アーティファクト。
 軟泥。墓地依存系デッキの蓋。試合を引き延ばして相手のリソースが減ったところに投下すると良しでした。
 ホガーク。白が無いデッキには根本的な解決手段があまり無いカード。相手が墓地対策を入れてくるならば幻想家+虫のパッケージでリソース稼いでオーダー通してアトラクサ。借り手が環境に多いことは注意点。

 思考囲いを不採用としたのは、エルフ側が思考囲いを唱えたい相手が軒並み環境から外れてしまっているからです。doomsdayやant等が良い例です。もし当たった場合はグリンパスでコンボを決め切るしか無いです。一応アウフもありますが、サイド後除去積まれてる可能性が高いので過信は禁物です。一種の割り切りとしました。

 最後にこのデッキを作るまでの過程のデッキを置いておきます。青黒に強くしたい→ハンデスキツイからデッキの中身全部強くしょう→これ豆コンとかエルドラージどうするの?みたいな考えに至り、途中で作成を諦めたデッキや色マナベースが無理過ぎて諦めたデッキもありますが、もし今後のデッキ作成につながるならば是非。

 エラダムリーでリソース回復を狙ってみた。
リソース回復が不安定なのでは?という考えの元没。手札に来たアトラクサが出る点が良かった。が、それも悲嘆リアニで釣られて終わる。

 悲嘆の仕掛けるtop勝負に弱いコーの遊牧民をナドゥの為に沢山積まなければならないかつ色マナ問題により没にしたデッキ。緑+ナドゥの青+グリストの黒+遊牧民の白。おば讃美を積めば解決なのだが、こちらも沢山積めば詰む程悲嘆に弱い。

 石鍛治で手甲持ってくれば何とかなるのではと考えたパターン。土地は23は欲しい上60枚に収まり切らず、サーチカードの職工も実は要らないのではと思い解体。この辺りからボジューカがある為緑白タッチ青の3色で纏まることに気付く。オラクルは採用せずともリソースで勝つ事を意識。ただ、手甲を買いたくなかったため没。

 なんとか60枚に収めたものの、メインで戦場に出た執政官に触る手段がグリストしかない為没。春心のナントゥーコをソープロにしようか悩んで諦めた記憶がある。また、やはり黒マナは必要と思いとどまり、bayou1枚。ただ、不毛に弱い為、デッキの中の色マナがなくなった場合はハーフリングと忍耐で頑張るもしくはオーダーでゴリ押すしかない。

以上です。

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