元カレとの思い出〜初海外編〜


本日も自由トークで。もう時効なので話しますが特定されやすい話なので随所にフェイクを。

ご了承ください。



3年前にお付き合いしていた人との思い出が私を強化してくれた気がするので、本日はその中でも最高に面白かった話をいくつか抜粋して書かせていただきます。


①初の海外

わたしにとって初の海外は21歳の頃でした。右も左も分からないそんな時に当時のお相手から連絡が来て(前日)「マカオのカジノを攻略できるアプリを1000万で買い取ったからチケット取ったよ。それ乗ってマカオまで来て」という謎の電話。

「は?うそでしょ?」と思いながらもそのチケットは携帯に送信されいざ当日、うっかり寝坊して行けなかった。

直前までは飛行機のところまで行けたのだけどまーバカなので場所がわからず、わたしの初海外は寝坊and場所を熟知していなかったという痛い経験で幕を閉じました。処女を返せ。


けれどもお相手の行動力は凄まじいもので、ガッツリ違法なのですがその後のカジノで1500万以上の利益を出ししっかり出禁を喰らいました。

その後も懲りずにまたアプリを買い取り(バカとしか思えん)「今度こそ一緒についてきて」と今度は一緒に行く形で。名古屋から大阪まで行くと安く行けるのでそのルートを使い6時間に渡るフライトで中国→船でマカオ、(これを後に韓国含め5〜6回ほど繰り返します。)


カジノに関しては全く知識がなくギャンブルに手を出すのは個人的に好きではないので隣でじっと眺めていたのですが、あいつら(組織ぐるみで)6時間も平然と打ってやがるのでわたしの限界も近く、せっかく来たので街の散策をしようと思い立ち1人で行動しました。

そしたらまぁーーーーーーー日本人は人気なのですね。ブラジルっぽい顔したナイスガイからポルトガル語(知らねえよ)で会話に挟まれたり、おそらく中国の売春婦と勘違いされ現地の民からヒューウッヒューウッ!とアイコンタクトを取られたり散々でした。

でもホテルの人は優しいですし、にっこり笑顔で応対してくれます。わたしが誤って日本語で話しかけた時も、頑張ってその国の言葉を汲み取ろうとしてくれた姿は惚れっぽいので普通に惚れました。このままマカオに居続けようかなと思った理由の一つです(アホなので)

マカオのカジノには、エージェントがついていないと入れない場所があります。そこに連れて行かれました。当時のわたしは小娘だったので何も分からなかったのですが、今ならわかります。全員ただの金遣い荒いバカやと。


間も無くして、彼の携帯に着信が入りました。彼は至って冷静でしたが、わたしにこう発言しました。

「あのね、ぼくの会社のお金が盗まれた」

わたし「!?!?」

「ほんとは二桁(億)いってるけど一桁だって報道してもらうようにするから、多分顧客にすぐ話漏れると思うしぼく明日帰るね。もうちょっとマカオ楽しむ?」


わたし「」


まぁこれはガチでニュースで報道されていた内容なので、、、知ってる方はいる、、、


それなのに何が面白いかって、自分の全財産を盗まれたのにも関わらずカジノと金塊売買で回収しようとするところ。精神的に相当負担かかっていたと思います。

それでもめげない、億単位でマネーを盗まれたのに人を信用して新たに投資したり、もうとにかく必死にお金を集めている彼の姿は銭そのものにしか見えません。


顧客のマネーも預かっていたのでそれはもう大事です






「あれまた負けた」

あの人との思い出は基本的に海外で、9割カジノです。

色んな人を見てきましたが、経営者はほぼサイコパス。

多分自分が顧客だったらブチギレるどころでは済ませないと思います


つづく


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