指す将順位戦9th S級1回戦 VSメロンさん

前期A級1組は大混戦となり、7勝4敗でしたが開幕時の順位差が大きく昇級することができました。(昇級の最低記録って何勝何敗なんでしょうか…?)

A1で7-4の人が、S級でどれくらい戦えるのか?
指すことができるだけでも大変光栄な最上位クラス、なんとか食らいついていきたいと思います。

やや危ないが、通したい一手のようだ

ひっそりと本局はS級の開幕局でした。対局相手のメロンさんは事前に調べたところ様々な戦型を指しこなしており、的は絞り切れませんでした。

【第1図】の▲37桂は感想戦では本譜の仕掛けを誘発してやや危ない1手ということでしたが、代えて▲47銀は△44歩を気にしました。

【第1図】から △35歩で【第2図】

この仕掛けへの対応が一番の勝負所だった

本譜は【第2図】以下
▲24歩 △同歩
▲35歩 △36歩
▲45桂 △88角成
▲同銀 
【第3図】と進んで、実際は少し不利ながらも仕方ないかと思っていました。

これもあるが…

実際【第2図】では単に▲33角成【参考1図】とした方が良く、ここの読みの突っ込みと正確性を欠いたのが本局の敗因の1つだったと思います。4分くらい投入しましたがもっと考えても良かったかもしれません。

△同銀△同桂には▲35歩
△同飛には▲24歩

本譜はこの後、振り飛車がリードを保っていたようで厳しい展開となり、押し切られました。
S級で戦う上でハッキリ実力は足りていないため、しっかり時間を使うことで補完していきます。
60秒将棋での基本戦略として改めて意識します。

また、2024/6/11(火)21:00から放送の指す順放送局にゲスト出演させていただくことになりました。
現在、取り上げる対局について選定中ですので、皆さんの熱戦を期待して観戦に励みたいと思います。
私もいつか取り上げていただけるよう、いい将棋を指していきたいです。


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