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入院13日目


 霜秋の折、みなさま、いかがお過ごしでしょうか。

 週明けは厳しい冷え込みになるらしく、北関東でも零度を下回る予想とのことです。都心も油断ならない寒さでしょう。是非とも暖かい格好をしてお出かけください。


 僕はと言えば、相変わらず換気もままならない病室で、半袖で過ごしております。

13_モンスターエナジーTシャツ(非売品)

 非売品のモンスターエナジーTシャツです。

 缶についてるキャンペーンシールを集めて応募しました。これだけではなくて、家にも違うサイズで何着かあります。同じキャンペーンで、モンスターエナジーのリュックも持っています。機能性がとてもよいのですが、入院の荷物を運ぶにはサイズが小さかったので今回の出番はありませんでした。

 モンスターエナジーばっかり飲んでいるからこんな病気になったのでしょうか。まあ、それもあるかもしれません。

 ちなみに主治医の先生はモンスターエナジー愛飲家で、回診の際にこのTシャツをみたときは「なにそれ!めっちゃ欲しい」と興奮していました。感謝を込めて、今度一着進呈しようかなと思っております。


 毎日、ベッドの上で過ごしています。今日も、ベッドから降りたのは、トイレや風呂に向かう数回のみ。

 誰とも面会できず最初は寂しい思いもしましたが、いまではむしろ悠々自適といった感じです。ご飯も勝手に出てくるし、美味いし、ふと昼寝してたら勝手に片づけてくれるし、これは一歩間違えれば人を駄目にする恐ろしい環境です。


 もうだいぶ元気なんですけど、会社の人たちに元気だということを悟られたくないので、あまり連絡を取らないようにしています。

 世間では明日からまた一週間が始まるわけですが、僕はひたすら曜日感覚を遠ざける日々を過ごして早二週間といったところでしょうか。むしろ世間のほうが病的、とか言ったら、病人なんだからもっと具合悪くしてろよと怒られますかね。僕も好きで幽閉されてるわけじゃないんですけどね。

 戻れと言われれば戻れるし、むしろいますぐ戻りたいぐらいですが、転んでもタダじゃ起き上がらない精神で、貯めてた本やドラマを観たりしています。数独や詰将棋も再熱しています。このアウトプットもその一環です。忙しなさで何かを忘れてしまった毎日に、思い切って入院のすゝめ、なんてどうでしょうか。不謹慎ですか、そうですか。


 話は変わりますが、夜勤の看護師さんがとても丁寧な方で、血糖測定で指先をパチンとやったあと、いつもは消毒綿を渡されるだけなのですが、血が止まるまで優しく押さえてくださった方はこれが初めてでした。

 トリガーはよくわからないのですが、そういった優しさのようなものを感じると、たまに首筋から背筋にかけてゾワゾワとしたものが走るのです。マッサージされたときも似たようなことがあったりします。これがとても心地よくて、しばらくその感覚を逃がしたくないのでなるべく動かないようにしています。

 気になって調べてみたら、ヤフー知恵袋で似たような方を見つけました。才能のくだりはよくわからないですが、僕はとても共感できます。みなさんもこんな感覚に覚えはないですか?


 どうでもいいや。ですます調にしてみたのですが、読む側としてもかなり書き手の手詰まりを感じられていることと思われます。個人的にはいろいろやっているのですが、こと入院に関すると残っているイベントが腎生検ぐらいなので、書くことがないのです。

 それでもなにかしらのアウトプットは毎日すると決めてしまったので、noteサーバにこのような駄文をアップロードしてデータ容量を数KBでも占有してしまう不届きをどうかお許しください。

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