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会社のミッション/ビジョンを言語化して起こった変化について。

こんにちは!!!

今更感がすごいのですが、Twitterをはじめてみました!もしよろしければフォローいただけるととってもうれしいです :) ⇒ 伊藤祐|Zenyum Japan CEO

ぼくは、経営者という立場になるまで、あまり会社のミッションやビジョンについて、突き詰めて考えていませんでした。

「そんなことよりも日々のビジネスの推進と改善をぐるぐる回さないと!」「そうやって数字を出し続けることが、お客様のためにもなり、社会のためになる」と思っていた気がします。

もちろん、現状を分析し、課題を抽出し、打ち手を定義し、質の高い実行を通して数字を出す…というビジネスのサイクルを回すことの重要性は改めて言う必要もないことです。そして、確かにこの流れの中には、「ミッション」「ビジョン」が入り込むスキマはないように思えます。

しかしながら、「現状を分析」「課題を抽出」「打ち手を定義」「質の高い実行」、これらを誰がやるかというと、当たり前ですが「人」です。そして、その「人」たちは、「なぜこれをやっているのか」「その先に何があるのか」が言語化されていないと、本来の自身の価値を解放することができません。

もちろん、一部の人は、外から活動の意義を与えられなくとも、自身で意味付けをして、どんどんハイパフォーマンスを出すことができます。しかし、ぼくも含めて大半の人は、「一見よくわからない活動」にそこまで熱を込めることはできません。「ま、お金貰えればいいっしょ」「とりあえずそこそこでやったろかな」というモチベーションになってしまう可能性が高いのです。

そのようなモチベーションから生み出されたプロダクトやサービスが、果たしてお客さまやパートナーさまの心を震わし、社会を大きく前進させることができるかというと答えは明らかにNOなのです。

だからこそ、

  • ミッション:ぼくたちは何をするのか

  • ビジョン:ミッションをやり切った後にどんな世界になっているのか

がとても重要になってくるわけです。これをしっかり言語化しておけば、すべてのメンバーの目線が揃い、日々の活動に意味付けをし、創りたい世界に向かって一丸となって邁進することができます。

Zenyumにはそもそも「Smile More.」という非常にシンプルかつインパクトがあり、全社員が目指している指標があります。これは本当に素晴らしくて、社員全員が深く意味を理解して、その想いを胸に日々ビジネスを推進しています。ただ、これに加えてZenyum Japan用にもかみ砕いたミッション/ビジョンがあると、より意義を感じながら日々活動できるのではないか、そう考えてZenyum Japanのミッション/ビジョンを作ってみました。

Zenyum Japanのミッション

口腔ケア領域で、最高のSmileのための最高のサービスを提供し続ける

  • Zenyum Japanは「格安マウスピース矯正の会社」ではありません!!!

  • マウスピース矯正は手段にすぎず、他にも電動歯ブラシやフロスなどなど、「お客様に最高のSmileをお届けするための最高のサービス」を提供し続けています。

  • また、パートナーさまも含めたトータルの顧客体験を最高レベルに引き上げる必要もありますし、パートナーさまにも「最高のSmile」をお届けできるような仕組みづくりをしています。

  • マーケティングの際も、「安いよ安いよ!!」ではなく、「お客様に最高の笑顔を届けるんだ」という想いがにじみ出ているやり方を取っています。

  • お客様とコミュニケーションをとる際も、ひとつひとつのコミュニケーションからたくさんの笑顔が生まれています。

Zenyum Japanのビジョン

Smile More. - 世界中の人が心から笑い合っている世界

  • 全メンバーがミッションを深く理解し、体現し続けることにより、世界中の人がいつも楽しく笑い合えるようになった世界...それこそがZenyum Japanのビジョンです。

  • そのビジョンを達成するために、お客様はもちろん、パートナー様、日本の同僚、海外の同僚たちを含めて、常に「他の人を笑顔にする行動/言動」をみんなが率先して実施しています。

  • 他の人を笑顔にするために、自分自身も幸せを感じ、笑顔で楽しく働いています。

ミッション/ビジョンを言語化したら起こった変化

会社がめっちゃ明るくなりました。笑

これを言語化してから、すべてのミーティングでまずミッション/ビジョンについて語る「ミッション/ビジョンおじさん」と化したのですが、明らかに会社全体の空気が変わったように感じました。

言語化する前は、少し会議の空気が重かったり、「まじめすぎる」雰囲気になっていたように思います。また、ぼく自身、「Smile Moreを掲げている会社なのだから、いつも笑顔で楽しくやりたい」と思いながらも、切羽詰まった顔でメンバーのみんなと接していることも多かったと思います。ごめんなさい…。

Zenyum Japanはまだ本格的に立ち上がってから半年も経っておらず、やることは山積みです。「あれもやらないと」「これもやらないと」「あーーーーまだこれできてないじゃん!」みたいに、マイナスにフォーカスしてしまうこともしょうがないと思います。しかし、それが続きすぎると、どんどん会社の空気が重くなり、自由な発想やプロアクティブな提案も出なくなり、アクションのタネもなくなる…という悪循環に陥ってしまいます。

そうなる前に、しっかりと「ミッション = ぼくたちは何をしている会社なのか」「ビジョン = その先にどんな世界を実現するのか」を言語化できたことで、一気に会社の空気が明るくなり、今までよりもさらに楽しくワクワクする場所になったと感じています。

「楽しいだと!?仕事は歯を食いしばってするもんだ」という価値観をお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、ぼくはそれは嫌でした。それに、「苦しい」「つらい」と思いながら仕事をするよりも、自分の仕事の意義を明確に理解しつつ、「たのしいな」「やってる感があるな」と思いながら仕事をしたほうが、パフォーマンスも出ますよね。

これからも、ミッション/ビジョンを忘れずに、お客さまやパートナー様、社会全体に最高のサービスをお届けできる会社でいれたらと思います!

このミッション/ビジョンの重要性については、玉本潤一氏の「ステートファースト」に非常にわかりやすく、かつ具体的に書かれています。読書録にもまとめているので、良ければお読みくださいませ⇒読書録005:ステートファースト

また、ぼくたちのミッション/ビジョンに強く共感してくださった方、ぜひ一緒に働きましょう!!!現在はマーケティング本部長をメインで募集しておりますが、他の職種についても募集中です。もしよろしければ、以下のリンクからぼくとの面談調整をお願いできますととってもうれしいです!

Tasuku Ito(Zenyum)との面談

Smile More.

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