拙作小説に足りないものは「商業性」。埋める方法は知っているけれど……。

 拙作小説、

 アナーキー弁護士とひたむきな犯罪者


 を、執筆している タスクです。イツキって呼んでもらってもオッケーです(笑)


 まぁ、私の小説、自分ではとても面白いって思ってて、傷ついたときにとあるシーンを読み返すと、元気が出たりします。ただ、世間は、私の作品(アナーキー弁護士)に

ほとんど興味がないみたい。

というのも、アナーキー弁護士をエゴサーチしたり、Task Itsukiで検索をかけても、第三者の感想とかアンチコメとか一切見つからないんですね……。

評価以前に、認知されていない。

いきなり中学校のいじめのシーンから始まるので、そこで読むの辞めちゃう人がいるんだろうな。

もしくは、中学のいじめシーンまでは読めてもその先の非行少年が弁護士と面会する場面で挫折……とかね。

確かに非行とか、鑑別所、とか一般には馴染みがないですし、まぁとっつきにくいたろうなぁ・・って自覚はあります。

個人的には傑作なんですけどね。

人気のないアマチュア作家のナルシスト(自己陶酔)

 きしょいですね。

 でも、やはり、私は拙作を愛しています。

 ストーリーに起伏がなくつまらないかもです。

 キャラがラノベに比べて地味かもしんない。

 けどそれらは全部ワザとです。

 大衆ラノベ・キャラ文芸チックに迎合しようと思えば、いくらでもできますよ。少なくとも現時点で70万文字書いてるんだから、そういう実力はあります。

 主人公のヤシロ弁護士先生が、

『やだぁ〜きみったら、朝っぱらから、積極的なんだから……♡』

 読者ウケを狙って、胸元が空いた服を来て、部下の高橋君(一番、ラノベ的なキャラかも)に仕事中に迫ってもいいのかもしれません。

 高橋君が、

『所長、朝から発情しないでくださいよ……』とか言いながら頭をボリボリかく。

『そんなんだから、いつまで経っても童貞なのよ、高橋くんッ☆』

 ……実際やったら、商業性が、爆上がりするでしょうね。

 お気に入りもブクマも今の10倍は跳ね上がるでしょう。

 女上司に迫られるのは、男の夢でしょうし。(だからこそそーゆーAVやエロ漫画が溢れてるわけで……)

 んなことわかってますよ。

 わかってるけど、やらないんです。

 あくまで、アナーキー弁護士の世界では、現実が舞台です。

 あくまで殺伐としたリアルの世界で苦悩するキャラを描いていますし、ヤシロ弁護士先生は、あんな誘い方しません。彼女が送ってきた半生は、彼女をあんな『はしたない男の誘い方』なんてさせません。もっと狡猾で、手口が汚いです。それでこそのヤシロなのです。高橋も然り。美人で妖艶な上司に迫られてあんなクールな交わし方、彼はできないです。

つまり、読者に媚びるキャラクターを書くつもりは一切ありません。

そんなことをすれば、私が世の中に伝えたい本質がエンタメの中に隠れて見えなくなってしまうから……

もしそれでめちゃくちゃ稼ごうと、タスクイツキが死ぬほど有名になろうとも、本望ではありません。

しかし私は、かなりぎりぎりまで読者に迎合しているつもりです。

温泉混浴回とかね。

あれ、あんまし書きたくなかったんすよ。

さっさと労災回書きたくて仕方がなかったけど、それだとヘビーすぎるんで、なんとかラノベチックな混浴回温泉回?を書きました。

っつーのは冗談です!

実は書いててけっこー楽しかったです。

ただどーしても、みなさんが求めるえろしーんは書けませんでした。(いわゆる水着が不可抗力で取れちゃうとか、女性の着替えを男性が間違って覗いちゃうとか、悲鳴&洗面器投げつけだの)

ラノベでは書けないような本格濃厚えろしーん自体は、本作に大量に紛れ込んでるので、頑張って探してみてね。