2022年4月1日(金)/曇り/やや寒い

 新年度を迎えて、職場は慌ただしかった。今日付で私のいる部署に異動してきた人もいたのだが、初日はどうしても気を遣ってしまい、終業した時には思った以上に疲れていた。
 思い返してみれば大学を出て働き始めたのが2012年の4月なので、この度めでたく11年目を迎えた計算になる。「十年一昔」とはよく言ったものだが、生活実感としてはあまり変わった気がしていない自分も、多少は変わっているのだろう。

 近頃は何かと仕事が忙しく、なかなか本も読めていない。一日中仕事のことだけを考えて終わってしまうことも珍しくなく、それはそれで充実していると言えなくもないのかもしれないが、やはりどこか虚しくもある。
 一応、「雇われライター」なので日々文章を捻り出してはいるが、仕事用の頭で書くものなのでこうした場所で書くものとはどうしても様相が異なる。久しぶりにnoteでの投稿用にこの文章を書いてみてはいるが、以前に比べて何やらゴツゴツしているのが自分でも分かる。好みではない「新聞文体」が身についてきてしまっているのを嫌ってそこから離れようとするのだが、どうにもうまくいかない。

 「日記」ならぬ「週記」あるいは「月記」になってしまうかもしれないが、また時々、こうやって仕事から離れた文章を書けたら、と思う。

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