世田谷公園にて

世田谷公園でスピッツの『魚』を聴いた。
「言葉じゃなくリズムは続く 2人がまだ出会う前からの 繰り返す波の声 冷たい人さまよう 震える肩を抱いて どこにも戻らない」
昔から好きな歌詞です。
公園にはいろんな人がいて、前に彼氏と花火しにこの公園にきて、でもたしか花火できなくて。そんなことを思い出して切なくなってしまった。
別にここの近くのホテルに泊まって明日の朝帰ってもいいわけで、世の中には色んな人がいて、部屋を出れば色んなものがあって、全て同時にすすんでいる。
池のちょうど右上くらいに星が一つあってそれが目立っている。みんな楽しそうに話していて笑い声とセミの声で池の水がやけにきらめいていた。
切ない。泣いてしまうけど、急いでかばんに物を詰めたからティッシュなんてないんだった。
泣くことすら計画的にやって、わたしってもったいない人だなあ。と思いつつ、そんな自分の計画性や石橋を叩いて渡るような部分に救われてきたこともあるんだろうなと思う。

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