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優しいスピッツを見る(7/4)

※映画「優しいスピッツ」のネタバレを含みます

優しいスピッツをみにいった。2回目の鑑賞。
1回目で、「今」に骨抜きにされ、どうしてもあのギターを観たい観たい!という衝動が抑えられず、会社を早上がりして吉祥寺の劇場に滑り込んだ。
ちなみに劇場の受付でホットドッグとアイスコーヒーを買った。映画館でホットドッグを買ったのは初めてだったが、暗闇の中で食べる熱々のソーセージ、かなりよかった。
劇場が暗転するギリギリに入ったのだが、平日の夜ということもあり、日曜日ほどは満員ではなかったが、それが逆によい。右隣は父親くらいの年齢層の小綺麗な会社員、左隣は大学生くらいの女の子だった。年齢層は異なるものの、それぞれが熱い想いをもって待機しているような気持ちが伝わってくる小さめのシアター。
以前Twitterで、「耳の後ろに手を持っていくと音がかなり良く聞こえて最高」という豆知識を得たので、2回目もそれを実践した。確かに耳に手をあてるとあてないとでは音の大きさが全く違って、体にダイレクトに音が伝わってくる感じがする。
それにしても「今」の歌詞がかっこよすぎて痺れる。夏の夜の海辺のイメージの歌なのだが、妙に荒々しい感じがあってかっこいい。可愛らしい恋心の曲「ハヤテ」の後だったから尚更それが顕著に感じられた。こんな風に思われたいな、、と「今」を聴きながら思った。めちゃくちゃかっこいい。ここ1番の人生のうまみを感じた。CoCo壱
「雪風」は1回目の鑑賞でも、2回目の鑑賞でも泣いてしまった。生理的な涙みたいな感じで、自然と泣いてしまう曲です。
「漣」はもちろん、「ガーベラ」も本気でよかった。すっごい神秘的で
大人になって「運命の人」の歌詞のように思われたいな、、という気持ちがすごく分かるようになった。2人で見つけよう神様、と言われたい。な、と思った。乙女すぎるかな
今回、良さに気付いたのは「優しいあの子」。なんで今まで気付けなかったのか、ロケ地の帯広の風景と歌のイメージがぴったり合致したからか分からないけど、こんないい曲だったんだと思った。
スピッツはほんとに養分。映画見てる最中、この瞬間で時間が止まってしまえばいいのにって思った。

ちなみに、今回行った「アップリンク吉祥寺」はとても可愛い映画館で、かなり気に入った。洞窟の中に入るような入り口で異世界に来たような没入感があり、ちょっと迷路のような作りでその分かりづらさがいい。心地いい劇場だから2回目も行きたいって思ったのかもなって感じた。また行きたいです。

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