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昔は脱サラ 今は起業

私が子供の時(昭和60年代)はよく「脱サラ」という言葉を聞いた。
「脱サラ」して「ペンション経営」なんていうのが良くテレビでも放映されていたような気がする。
当時の「脱サラ」って言う言葉には、どこか「社会不適合者」「爪弾き者」みたいな空気があったような気がする。

凄いけど、本当にやっていけんの?
なんで会社辞めたの?みたいな。

実際どうだったのかは子供だったので分からない。
ただ実際に「脱サラ」してた人たちは生き生き、伸び伸びしてたように見えました。子供ながらにですが・・・。


あれって今で言う「起業」だよね。いつの間にか「脱サラ」って言葉が「起業」って言葉に置き換わった気がする。
「起業」って言うと、もうなんかスゴイことしてるイメージ。
スティーブ・ジョブズとか孫正義とか、まぁそこまで行かずとも「社長」ってな感じ。

いやいや。ちょっと待て。
しょせん「脱サラ」だよ。

なんとなく社会的に「起業」という言葉を使って、「起業」=「スゴイ」と思わせてるような気がする。

いやいや。ちょっと待て。
しょせん「脱サラ」だよ。

サラリーマンだって凄いんだよ。
上司の嫌味に日々耐え。
やりたいことも出来ずに上から降ってくる仕事を日々こなす。
良く何十年もそんな事できるよ。
まじ凄いよ。忍耐の塊!
私には無理でした。

しょせん「脱サラ」。
気楽にいこうぜ。

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