全世界に販路を持つ店長目線でのポケモンカード投資家ってなんなん?
自分は東京蒲田でトレーディングカード(大人気のポケモンカード)や、ウォーハンマーという海外製プラモデルを扱っているtakchanというお店を10年以上やっております店長です。
今回は、ポケカ投資家の話題になります。
最近のポケモンカードの大ブームにより、カード1枚の値段が高騰したことなどが話題になり、ポケカ投資家なんていう言葉を聞くようになりました。
ポケカ投資家とは投資目的でポケモンカードを購入、保有する人のことです。
この話題はポケカはプレイするためのモノ!と決めこんでる片寄ったプレイヤー属性の人達にはとても嫌われる話題であります。
しかし、当店のポケモンカードの販売データでは売上の過半数がコレクター向けカード。1枚あたりの値段が安いこともあって、ポケモンカードの売上全体からのプレイヤー向けカードの割合は少ないと感じてます。
更には余談になりますが、プレイヤー向けカードは基本的に単価が低く、店として単価が低いということは量を売らなければいけない。労働力を多く必要とするのがプレイヤー向け市場です。大会運営にまで労働力を使うという地獄マーケットです。
多くのポケカ投資家はコレクターでもあります。コレクターとしての目利き力を活かして、購入行動をしています。
またとても嫌われる転売ヤーとかなり考え方が異なります。
投資家は買ったモノを売って円を稼ごうと思ってません。
この記事を書いている2022年の日本は特にモノの物価が上がる年と言われています。モノの物価が上がるということは円の価値が下がるということです。余ってる円を円のままにしておくのはもったいないから、コレクターとしての目利き力を活かして円をポケカに変えておこうという考え方です。そうすることで、資産が結果として増えることもあるし、守られるという考え方です。
※誤解して欲しくないのは、自分は転売ヤーの組織的な買い占め行動は一切認めていません。
かなりの人がついてこれてないかもしれませんが、
ポケカ投資家ってなんなのか、どういうことなのか説明しました。