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【レビュー】Boox GoColor7 電子ペーパー初心者には難しいが利便性は抜群

今回は2024年6月26日に発売のBoox GoColor7のレビューになります。
購入して1週間少し経過しましたので、Boox初心者としての感想をお伝えします。

先に結論から伝えると、玄人向けな端末だけどKindle・Kobo以外のサービスを使っている方にはオススメなデバイスです!これから詳しくレビューしていきます!

※あくまで初めてBooxを購入した素人レビューになります。ご参考までにお願い致します。


1. 製品情報

Boox GoColor7の情報は以下になります。

Boox GoColor7 ※公式サイトより引用
【CPU】:Qualcomm 2.4GHz 8コア
【RAM】:4GB LPDDR4X
【メモリ】:64GB UFS2.2
【ディスプレイ】:7インチKaleido 3 (4096 colors) Carta1200 ガラススクリーン
【解像度】:1680 x 1264 (B/W 300 ppi, Color 150 ppi)
【タッチ】:静電容量方式タッチ
【ライト】:CTMフロントライト(暖色と寒色)
【無線接続】:WiFi (802.11b/g/n/ac) 2.4gHz + 5gHz
【Bluetooth】:BT 5.0
【バッテリー】:2300mAhポリマーリチウムイオン
【キー】:電源,ページめくりボタン(音量)
【スロット】:USB-C (OTG対応), microSDカードスロット
【スピーカー】:あり
【マイク】:あり

価格は49,800円。SKTNET SHOPでは専用ケースが付属します。
Kindleなどと同じくE-inkを採用したタブレットになります。Kindleと違うところはGooglePlayに対応しており、これによりBook WalkerやKoboで購入した電子書籍も閲覧可能になります。その他の違いは本製品だとカラー・microSDカード対応などになります。

2. 主な使用用途

基本的にビジネス書やラノベ、マンガを読む用途で使用しています。
主にマンガが多いです。

また、Boox購入前はiPad mini(6世代)でそれらを読んでいました。

3. よかったところ

3.1 軽量・コンパクトで持ち運びが楽

本体が厚さ6.4mm、重量195gと軽量なため持ち運びがすごく楽です。重量だけ見るとそこそこ大きいスマホと同じぐらいではありますが、スマホより体積が広いので長時間持っていても重たさを感じません。
ちなみに、SKTNET SHOPで購入したためケースが付属しましたが、本体+ケース+保護シート(PET)の合計重量は306gほどでした。

本体+ケース+保護フィルムの合計重量

 3.2 目が疲れずらい

スマホと違って画面を見ても直接光が入らない仕様になっているため、スマホよりは目が疲れずらいように感じます。とはいえ、マンガよっては文字が小さくなるためそこでは目を疲れるかも。

3.3 Kindle以外のアプリやmicroSDカードが使える

AmazonのKindle Paperwhiteや楽天のKoboは、各サービスの専用端末なため基本的にはBookWalkerやDMMブックスなどで購入した書籍は読めません。ただ、Boox GoColor7ではAndroid12を搭載のためそれらのサービスで購入した書籍も閲覧可能です。また、microSDカードも使えるため多くの書籍を端末にダウンロードしておきたい方にもオススメです。

4. 残念なとこと

4.1 iPadなどからだと文字・絵の映りに慣れが必要(特にカラー)

Boox購入前はiPadで書籍を読んでいたため、買い替え当初はE-inkの表示に違和感がありました。特にカラーは解像度も下がってしまうためキレイに感じませんでした。
1週間使用した今では調整の甲斐もあってある程度見れる程度にはなったかなと。
ただ、iPadと比較してしまうとどうしても鮮やか感はiPadに軍配が上がりますね。。。(液晶なので当然なのですが。。。)

左がBoox GoColor7 右がiPad mini(6世代)

4.2 アプリ毎の調整が難しい

E-inkということもあって、アプリ毎に調整をする必要があります。デフォルトでも読めないことはないですが、よりキレイに読みたいなら必須な感じです。
ただ、その設定もColor Mode、リフレッシュモード、アニメーションフィルタリング、etc...といろいろあり過ぎてどう調整していいかわかりづらいです。。。
その上、その情報は公式で推奨などがあるわけでもなく。。。

そう考えると、Kindle PeparWhiteやKoboだと自社のサービス用にある程度調整されていると思うので、いろいろなサービスを使っていない・設定が面倒な方はそのどちらかの方がよいかもです。


E-ink設定①
E-ink設定②
E-ink設定③

3.3 マンガによってはルビ(ふりがな)が読みずらい

BookWalkerで少年ジャンプ系コミックを読んでいて気付いたのですが、ルビが読みずらい。。。呪術廻戦を読んだのですが文字によっては拡大が必要なレベル。。。
7インチというサイズなので仕方ないですが、注意が必要です。

設定によってはカラーの場合に前頁の残像のゴーストが残る(右手部分や巻数左など)

5. まとめ

現在のところは購入して満足しています!
値段は少し高いようにも感じてしまいますが、書籍専用端末で考えれば余計な通知がこない・目も疲れづらいので投資として考えればよいかもです。
ただ、正直KindleやKoboのみを使用している方は各サービスで出している専用端末の方がオススメかなと。また、マンガのみを読むのであればiPadなどの方がいい気がします。
価格的にオススメはしずらいですが、刺さる人には刺さる商品。ぜひご検討ください。

●Boox用に購入した保護フィルムはこちら ※保護ガラスではなくてフィルムです。

ケースはこちらを購入しました。


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