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牛タン祭

ターザン山本

金曜日かあ。別に何もない。いつもの日常だ。朝、9時00分、渡辺整骨院。そのために早起きして日記とかを書いた。Twitter、Facebookもアップ。

これらはみんな早朝のラジオ体操さ。いい運動になる。頭のね。整体治療は大事だぜ。何よりも血流が良くなる。生命線。足は感覚が鈍ってくるんだよ。わかる。

わかるんだよ。今回は最後、股関節をやられた。硬い。可動性、ゼロだ。効いたな。ところで言われた。「ターザンさんって色が白いでしょ？　彫り師の人だったら絶対、やらせて言うよ」。

えええええ、まさか。そんな。ウソでしょ。たしかに色は白い。だからイレズミが映えるか。とにかくこの治療が癖になった。習慣になった。体調維持にはもう欠かせないな。

寿命がホント、伸びるぜ。間違いない。自信あり。確信あり。一旦、家に帰り11時30分、石橋さんと待ち合わせ。近くにある焼肉屋さんにランチタイムの招待をされた。

ランチメニューではなく牛タン祭り。ネギタンとかね。3種類。これはオイシイ。いける。タンはマイルド感。お腹にもたれない。しつこくない。ニンニクオイル、韓国海苔、キムチ。

締めはコムタンスープ。昼からこんな豪華な料理。贅沢としか言いようがない。石橋さんは目が不自由。しかも透析。普通なら絶望して自殺もの。本が読めない。

これは苦しい。若い時はキルケゴールやショーペンハウエルを愛読していたとか。熱いプロレスファン。記憶力が素晴らしい。私がオックス・ベーカーの名前を出したら大喜びしていた。

寺西勇さんの話でも盛り上がった。ヒョードル、ノゲイラでも。意気投合したのは「今が一番、面白い時代に突入した」という共通認識。だからこそあと15年、生きようぜと誓い合った。

私は90歳。石橋さんは72歳。大丈夫。いける。間違いない。その時、石橋さんはいみじくも「俺はプロレスラー！」と宣言。この言葉には痺れた。気に入った。

俺たち立石ブラザーズだ。立石マッドマックス？　立石アウトローズ？　素晴らしい。食べ終わると踏み切りのそばにある珈琲専門店へ。ここでもまたプロレス話に花が咲く。

次回は焼き肉レストラン「ジャストミート」にしないと約束。ミンチカツとサトイモのスティック。いいねえ。マスターも行けば歓迎してくれるしね。最高。

さらに16時30分、北先住。文章を教えに行った。今日はトリプルヘッダーだ。疲れた。自宅に帰るとテレビで陸上の日本選手権を見る。男子、100メートル決勝。

女子、やり投げ。100メートル。ハードルも。女性の陸上、魅力的だ。初めて知った。ファンになった。面白い1日だった。完璧。“四字熟語”は牛タン祭。


ターザン大陸より）
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