弛緩睡魔

ターザン山本

9時20分、病院で超音波の検査。予約しているのだから行くしかない。7時過ぎにはもう家を出た。血液検査もあるからだ。小さなカプセルに4本も取られた。

尿検査もだ。土曜日だぜ。嫌になる。医療費は2,900円だった。来週は糖尿病の先生。再来週は肝臓の先生。それぞれその数値をもとに診察を受ける。それより緊急事態宣言が再び延長される？

2月7日で終わりじゃないんだ。ということはだよ。令和3年になったのに何も新しい年が起動していないことになる。一体、どういうこと？　1月と2月は死んだ月？

そりゃないぜ。コロナはかかる人はかかる。かからない人はかからない。それでいいじゃないか。2月は風邪、インフルエンザ、肺炎で亡くなる人が多い月だ。

寒い。冷える。なぜコロナを特別視するのか？　理解できない。正午前に帰宅。競馬でもやるか？　だがここで意外なことが起こる。前の日、整体院で右膝の痛みを診てもらった。

原因は一発でわかった。要するに完治はしない。あるものがなくなっているから。年齢から来るものか？　それとも過去に膝をやったことがあるか？　治療はガチンコだった。

患部以外ののところを徹底的にほぐしていく。それがまた容赦しないのだ。ほぐれる。たしかに。その結果、翌日、体のいろんなところがゆるんだ。だからだるい。

眠たくなる。限りなく眠たい。そのせいで馬券予想に集中力を欠いた。まったく当たらない。ひどい目にあった。ほとんど全敗だ。

頭に来て夕方、歌さんを立石に呼びカレー屋さんで厚切りのカツカレーを食べた。牡蠣を4つトッピング。お腹いっぱいだ。するとまた眠くなった。

お茶するためサンマルクカフェへ。そこでも睡魔。さんざんな1日。百円ショップに行き蛍光灯を3本。取り替えるためだ。

あと別の店では敷きパットも買った。とにかく早く弛緩した体が元に戻って欲しい。“四字熟語”は弛緩睡魔。


ターザン大陸より）
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