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偶然想像

出掛けた。今年最後の1週間。週明け月曜日。12月27日。押上経由、半蔵門線、三軒茶屋。え? 待ち合わせは明日だったの? まいったなあ。俺としたことが。

いや、よくあることだぜ。普通にね。勘違い。思い違いというやヤツだ。しょっちゅうさ。だから別にショックはない。勘違いは才能のことだから。勘違いは正解を超える。

そうだ。渋谷で映画を見よう。Bunkamura、ル・シネマ。「偶然と想像」。シンジロー君と見る予定だったのにドタキャンしたんだよ。そのリベンジだ。

14時00分、上映。オムニバス。三つのお話。みんな女性が主人公。その女の会話、女子トークが実に面倒臭い。あれに付き合うには覚悟が必要だぜ。女性席から時々、笑い声が漏れた。

おかしいのだ。ホントに変だ。ショートカットの女たち。こんな言い方をすると反発されそうだが干上がった感じがするよな。まあ、いい。キーワードは三角関係と他者という存在。

ポイントはこの二つだ。あと言葉。やたらと言葉を乱発、連発したがる。なぜだ? それにさあ、この映画が脚本でできているとは思えない。みんな出演者は脚本通りに演じているんだよ。

そこが不思議だ。三話目はつまらなくて寝たよ。男がいなかったから。見終わって電車に乗ると突然、低血糖の症状。震えが来た。ヤバいぜ。押上駅に早く着いて欲しい。駅内コンビニであんぱんを買うんだ。

押上から青砥へ。はなまるうどんだ。肉うどんの小。ハスとかぼちゃの天ぷら。擦り生姜を思い切り入れる。いなりを一つ。

これで低血糖はおさまるはずだ。ああ、疲れた。寒い.夜は異常に冷える。たまんない。腹が立つ。“四字熟語”は偶然想像。


ターザン大陸より)
★ターザン山本のVoicy!ぜひお聴きください!


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