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ルミママ

夏場所。私の大相撲観戦は木曜日、12日目でおわった。結局、6回、見に行ったことになる。両国国技館通い。普通、いくら相撲好きな人でも国技館での生観戦はなかなかできない。

まして枡席だよ。それも前の方でなおかつ向正面の席。私はカラフルな服装をしているのでテレビに映りまくり。あえて派手な出立ちにしているのだ。その方がいいだろ。

相撲に行くと必ずお土産をいただく。紙袋が二つ。名物の相撲焼き鳥。これはあたためて食べると格別なものがある。そうでなかったら串から抜いて丼のご飯の上に載せそこに卵とじを加えると即席の親子丼ができ上がる。

もう、最高の気分だ。次に角力カレーとハヤシライス。こちらは朝ごはん用だ。私はカレーは朝、食べるのが一番、美味しいと思っているのだ。力士の名前が入った応援タオル。

ウン、これも毎日の生活の中で使える。相撲チョコレートは女性へのお土産だな。ウケる。その他、まだまだあるんだよ。今場所は照ノ富士の強さが目立った。

独走。無敵。横綱になる勢いだ。大関から陥落して横綱になった人はいるの? それにしても朝乃山と正代のだらしなさには呆れる。相撲の魂がまるでない。

それが今の若い世代の特徴と言ってしまったらむなし過ぎる。相撲道こそが相撲なだ。相撲はアスリートとは違う。絶対に違う。番付という発想は何のためにあるのかだ。

相撲は私の中では「世界遺産」なのだ。日本人の精神性、DNAを完璧に様式化させた美の世界。その完成品なのだ。だからそこには神がいる。それなのに緊急事態宣言中に大関がキャバクラに行っていた?

言語道断だ。果たして朝乃山にはどんな処分が下されるのだろうか? これは問題だ。竜電は妻以外の女性を妊娠させた。今場所、休場。こっちもどうなるの?

協会の姿勢が問われる。さて、私と言えばだよ。相撲観戦最後の日、キャバクラに行ったのだった。この日はイベント。キャバ嬢の大運動会。白組、紅組。全員、ブルマ姿。

びっくりしたなあ。こんなことを企画するんだ。しかも指名した客にはキャバ嬢手製の弁当が出る。もちろんコンパクトなミニサイズ。手作りの味。見た目もマイルド。

キャバクラはたまに行くからいい。そういうことだぜ。さて、この日は立石、ケーキ屋「ルミ・ラボ」のママと16時00分、お店で会う約束をしていた。ところが前日、朝帰りなので昼間、ちょっと居眠りしていたら16時30分。

うわあああああ、遅刻だあ。慌てて家を飛び出した。ママはなんでも女性起業家を特集した本。その20人に選ばれたそうなのだ。応募したら厳しい審査の中、当選。

その文章を原稿用紙で5000字ばかり書いた。それを提出する前に私に見て欲しいというのだ。わかった。その場で添削。ポイントとキーワードを伝える。

あとは担当編集者にまかせればいい。オッケー。ママは実に異色の人なのだ。「ルミ・ラボ」は90年の歴史がある。祖父母の時代、3代、続いている。戦前、戦後、昭和、平成、令和。

下町のケーキ屋さんだよ。これはNHK朝ドラになると確信した。近くその企画の売り込みに行くつもりだ。まず、本にするのさ。やるぜ。今日の“四字熟語”はルミママ。


ターザン大陸より)
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